【知ってて損しない!】ケインズの美人投票という投資理論
ケインズは「雇用・利子および貨幣の一般理論」の著者でマクロ経済の元となった理論を立てたとても有名な経済学者です。
彼は株式投資を美人投票に見立てました。
投票者が100枚の写真の中から最も美人な人6人を選び、その選択が投票者全体の平均的な好みに最も近かった者に賞品が与えられるという新聞投票に
というバチバチに決められた前提条件を元に
投票者は、自身が最も美人と思う人の写真を選ぶのではなく、他の投票者の好みに最もよく合うと思う写真を選択しなければならないことを意味する
という。そりゃそうでしょっていう、ケーキは甘いみたいな当たり前の事を無理やり言い出しました。
株式投資に関しても、市場参加者の多くが、めちゃくちゃいい銘柄(会社)だよねって思うものより、値上がりするであろうと判断する銘柄を選ぶことが有効な投資方法である
と、まあおよそ100年前とはいえ、下手くそかよとツッコミたくなるような例えで、むしろ例えの方がわかりにくいよなって思わせる投資理論です。
ケインズっていう名前がなければ小馬鹿にされてしまうように感じるのは、僕だけでしょうか?
という事で今日はちょっとブラックにしめさせていただきます。
知ってて損しない!シリーズ
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