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ランニング(歩行)について考えてみた

渋谷・青山のパーソナルジム「b{stoic」でパーソナルトレーナーとして活動している仙福(せんぷく)です!

最近、人生でやったことのないことになにかしらチャレンジをするようにしているのですが、そのうちのひとつが11月末のフルマラソン。

そして今週末の初のハーフマラソン(10㎞しか走ったことがない、、、!)に向けて練習をしているわけですが、その中で思いついたことをシェアしたいと走りながら考えてました。ので是非見てください

歩くときの超重要なポイント

大前提、走る(歩く)というのは人間における超基本の動き。

なぜなら移動ができないと仕事に行ったり買い物をしたり、遊びに行ったりなど生活が成り立たなくなるためである。現代はリモートワークや食事の配達サービスなどにより移動すること自体の機会が減っているのは人として由々しきことである。

生活する上で欠かせない歩行だが、そのポイントは「いかに効率よく歩くか」である。

歩くたびに疲労困憊になっていては生活が成り立たない。近所に買い物に行くだけで筋肉痛になると考えたら急に生活がハードモードになると考えると、歩いても疲れない・疲れにくいというのは生活の大きな基盤となる。

フルマラソンを走れる人はある意味人として最強だと思う。

股関節を使う?

さて、スポーツの現場や運動をしている方と話していると股関節が使えないという声を聞く。

股関節には確かに大殿筋やハムストリングスという強力な筋肉が存在し歩行を後押しする。しかしそれらの筋肉を「使おうとする」とめちゃめちゃ脚が疲れてくるのである。(走っていると攣りそうになる)

確かにそれらの筋肉は強く、歩行にとって重要だが「効率よく歩く」という観点から考えると積極的に使おうとするのはあまりよくない。そもそも特定の筋肉を「使おう」とする時点で個別の筋肉に負荷がかかり、全体の連動を無視しているので効率は良くなりにくい。

では股関節を使わずしてどうやって歩くのか? それは「鳩尾(みぞおち)」である。股関節は大腿骨頭(太ももの骨)と寛骨臼(骨盤)で構成される。

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股関節周りの筋肉はおおよそが骨盤から太ももの骨に付着しているが、ひとつだけ奇妙な筋肉が存在する。それが「腸腰筋(大腰筋)」である。

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大腰筋は股関節の跨ぐにもかかわらず骨盤には付着しない、なんとも身勝手な筋肉である。腰椎1~5番、胸椎12番(背骨)と大腿骨小転子(股関節付け根内側)を結び、足を引き上げる(股関節屈曲)作用を持つ。

そして筋の走行に注目してほしい。腰椎から起こった筋肉は骨盤に入ると大腿骨付着の手前でギュインと後方に入り込んでいる。(30度~45度をなすと言われている)

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このギュインと折れ曲がる構造により、歩いていて後ろに流れた足を前方にギュインと引っ張ってくれるのである!

このギュインと引っ張る力により、股関節の筋肉に力を入れずバネの力で足をすすめることができるのである。

足はどこから生えている?

足というのは股関節から生えているイメージだが、腸腰筋が腰から付着しているのを見ると足がまるで鳩尾から生えているようにも見える。

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実際に鳩尾から走るようにすると、自然を地面を蹴る力みが減りかなり疲れにくくなるのを感じた。逆に息が上がると足の付け根が股関節まで下りてくるイメージ。

そしてその腸腰筋の近くにあるのは、となると明日書くネタがなくなるので今回はこれくらいにしておきます。笑

土曜日のハーフマラソンまでは歩行について考察していこうかと思います!

お読みいただきありがとうございました!


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