20240406 上連雀、下連雀(三鷹市) #風景誤読
朝5:30に東京駅に着いた。全然眠れなかった。夜行バスの自由席はかなりガチャ要素が強くて、今回は大ハズレだった。運転席前の最前列にみたらしと二人で座ることになった。足を伸ばせなくてかなりしんどかった。
眠い目をこすりながら、中央線で三鷹に行く。今回は、私が小学4年生で仙台に引っ越すまで生活していた三鷹のまちを、仙台に行ってからの友人であるみたらしくんと一緒に歩く。三鷹には最近東京に出るたびに通っていて、たとえば既に次のような記事を書いている。
▼みたらしくんの今回の三鷹あるき
6時30分。三鷹駅南口の吉野家を出て、中央通りを南に行く。まちは、まだ止まっている。ひとがいない。
三鷹を3時間半ほど歩いて、りんてん舎・水中書店で本をどさどさ買った。疲れ過ぎてしまったので、練馬区武蔵関駅ちかくの銭湯に向かった。タコのマリネくんの実家がこの近くにある。むかし、ここによく来たという。
ものすごい熱湯だった。良かった。新宿ディスクユニオンでCDをみて、今回の宿泊地である錦糸町へと向かった。
別に、三鷹が良いまちだ、ということをみたらしくんに分かってもらいたいとかはさらさら思っていない。そもそも「良いまちだ」なんて思ったことはない。ただ、事実としてわたしがむかしここに住んでいて、いつかこの細い裏道を抜けて公園に駆けて行ったかも知れず、みたらしくんが見つけたものをわたしも見つけていたかも知れず、むしろ逆にわたしの見つけられなかったものこそみたらしくんの記憶に残っているかも知れず。
いくつかのどうでも良い、知らない可能性が、風景に乗る。三鷹に何の思い入れもない、まったく無関係なみたらしくんと一緒に歩いたことで、わたしと三鷹というまちの関係が少しだけ変わっている。
[たかしな]