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【心理学】flumpoolの「東京哀歌」を分析。都会の人は何故心が冷たいと感じるのか?【復活】

flumpool復活おめでとうございます!

ボーカル山村隆太さんの喉の調子が悪く一時期活動を休止していたバンドflumpoolは、昨日新譜「Help」をリリースし、現在全国ツアーを行なっているところです。

私は東京国際フォーラムで行われたライブに参加しました。喉の不調や休止のブランクを一切感じさせない素晴らしい演奏、パフォーマンスでした。

今回のライブで強く思った。
アーティストも人間。いつ演奏できなくなるかわからないんだから、応援できるときに応援しないと後悔するということ

一時期活動休止していたコブクロも、解散してしまったAqua Timezも、最近復活したELLEGARDENも、活動休止予定の嵐も、いつ立ち止まってしまうかわからないんだから、せめて目の前にいてくれるうちに精一杯応援しよう、と思いました。

推せる時に推せるだけ推しとけ、と強く主張したいと思います。

また、今回のライブはネタバレになるかもしれないので一応演目は伏せて起きますが、私が青春時代を共にした数多くの懐かしい曲からまだ知らない新しいナンバーまで様々なラインナップでした。
(僕が好きな曲「花になれ」とか「フレイム」とか500回は聴いたと思う。冗談抜きで。)

そんなflumpoolの「東京哀歌」を元に本日は、

なぜ都会では冷たい人ばかりだと感じるのか?

というテーマで記事を進めて行きたいと思います!
最後までお付き合いくださいませ!

🔻楽曲のPVがないので復帰後初のシングル「Help」のPVを載せておきます。


東京は残酷な街だと思われがちな理由

作詞:山村隆太 作曲:阪井一生
 ある日の朝 東京という街に出てきたんだ
真新しいトランクに 溢れるほど詰め込んだ夢 
上京すれば 夢見てきたはずの先人たちが
冷たい街だなんて皮肉っている なんて恩知らずな
そう思い 同じように暮らしてみりゃ 目も当てられない状態なのさ

「東京の人は冷たい。逆に田舎は温かい心の持ち主がたくさんいる」

なんて感じたことはありますか?
僕も昔そう感じていました。

電車でうずくまる人に誰も手を差し伸べてくれないし、
スーパーの店内で道に迷っている子供に声をかける大人なんていない。

おそらく殆どの人がそのような場面を経験していると思います。
でも、あれ?

あなたはその場面に直面した時、どのような行動をとってますか?

よく思い出してみてください。きっとあなたも傍観者になってしまった場面は少なくないはずです。

しかしこれは必ずしも「あなたの心が冷たい」「東京の人は心が冷めている」ということではないのです。このような行動をとらせるとある理由があるのです。

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人が多いと起きる“責任の拡散現象“

「東京人は冷たい人ばっかりだ」と上京した人が思うことは、決して偏見ではなく、実際にそのような場面を目の当たりにすることが多いです。

冷たく振舞ってしまい、都会の人が不親切だと思われてしまう理由は、
人が多すぎるため、自分じゃなくても誰かがやってくれると考えてしまうからです。

ぎくっ。。

「俺の隣に座ってる若い男がきっと譲るだろうから、俺は座っていよう。」
「迷子の子はスーパーの店員に任せておこう。それが仕事なんだし。」

こう思ったことは、誰にも一度はあるはずです。
この心理現象のことを“責任の拡散現象“と言います。

つまり、人の多い場所と人の少ない場所ではその行動に変化が表れるということなんです。

確かに人通りの少ない道で人が倒れてたら、自分しか助けられる人がいないわけですから、迷わず手を差し出しますよね。

しかし、人通りの多い場所ではなにかと理由をつけて見て見ぬ振りをしてしまうのです。

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時間帯によっても変化する!?

アメリカで行われた実験では、交通量の多い道路と交通量の少ない道路それぞれで実験をおこないました。

路肩に車を止めて、「Help!!」と助けを求めた時に助けられるまでに何台の車がすぎ通っていくのかを検証するためです。

その結果、
交通量の多い地域→23台ほど
交通量の少ない地域→3台ほど
という結果になっています。

また、午後8時から10時では、都会でも助けてくれる人が増えたということもわかっています。夜になるとそのような場所でも交通量が減るため、「自分が助けなきゃ。」という責任を感じやすくなるのです。

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総括:東京という街のせいにしない。人任せにしない。



夢中で追いかけた 怖いもんなどなかったあの頃の僕は
ただ空高く飛べる気がしてた夢に破れては
帰りたくなる時 故郷に焦がれるなんて虫がよすぎるかな? 「東京」

いかがだったでしょうか?
同じ優しい心の持ち主でも、そのシチュエーションによって行動に変化が表れてしまうというお話でした。

でも、本当は、
人に責任を押し付けず、理想どおりいかないことを東京のせいにせず、
自分に責任を持って行きていきたいものですよね。

そんなの綺麗事だ、理想論だって言われても仕方ないかもしれないけど。

でも、こういう綺麗ごとを本気で実践しているのが、私たちの大好きなバンド・アーティストでしょう?

それを信じないでどうするの?っていう話でした。
なりたい自分を大事にしましょうね。


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郡司

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たみな涼介 | シナリオライター/アプリエンジニア
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