【短歌】白昼の現実逃避行
以前、Xの前身であるTwitterに投稿した短歌です。
昼に見る
夢は儚し
意味も無し
憂世を凌ぐ
トランキライザ
時々、私にずんと重くのしかかってくる。硬直した現実と陰鬱な妄想が。
そんな時、私は朝日から逃れるようにベッドに潜り込む。
ただひたすら時が過ぎることを願いながら、空想する。
頭の中では、時間もお金も私の悪癖もよそに私はどこへだって行ける。
何だってできる。
だけど、そんな幻想に浸ったところで私の現実はどうにもならない。
そうとは知りながらも、少しでも満たされたいその一心で。
私は、太陽に背いて白昼夢に陶酔する。
トランキライザーと言えば、松任谷由実さんの曲を思い出します…。
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