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36歳 専業主婦。オマエに何ができる?

8年前、何かから逃げるように寿退社して以来、
私は常に劣等感を持って生きています。

その劣等感の大きさはだいぶ小さくなったけれど、
ずっと心と胃の真ん中あたりでゴロゴロしています。

「劣等感」

何に対して?

容姿だったり、コミュ力の低さだったり、三日坊主だったり
いろいろあるけれど…

一番は「稼いでいないこと」にあるみたい。


これ、自分でもすごく意外で。
だって私は自分のことを「働きたくない人間」だってずっと思ってきたから。

でもよく突き詰めたら、自分は「働きたい仕事」に就いたことがなかっただけなんです。


そもそも正社員で働いたのは新卒で入った一社だけなんだけど、
この仕事が向いていなかったんだよな

小さい頃から自分の意見がなかったから
常に親の考える正解、世間の評価を基に生きていて。

就活なんてそれがものすごく色濃く発揮されるわけで。

親が喜ぶ、世間に恥じない、
潰れない会社、エリートと結婚できそうな会社…
みたいな基準で就活していました。

そんな感じで入社したもんだから入ってからが大変で。

自分はダメな人間だなと自信喪失したり
自分より出来ない人を批難してな無理やり自信を回復させたり。
性格悪かったし、辛かった・・・


で、

働く=稼ぐ=辛い
⇒働きたくない

となったわけです。 

でもあの会社で働いている自分は好きだったんです。
プライドはかなり満たされていました。


だから退職した途端、
プライドを支えていたモノと収入を無くし、
「仕事から逃げた自分」だけが残った。
巨大な劣等感と共存していくことになるんです。


でも。
そんな自分を認めたくなくて。

子供が生まれてからは心から専業主婦で良かったと思えたし
今でも思っています。

でも(さっきから「でも」が多くて気持ち悪いな)
やっぱり劣等感が消えないのは何故だろう。


本当は稼ぎたいから。
自分の力を他所に使って価値にしたい。

本当はずっと分かっていたけど、
悔しくてわからないフリをしていたのかな。


何をして稼ぎたいかはまだ見つかっていませんし、
価値に変えられるアテがあるわけじゃないので
恥ずかしいのですが、

やる!私はやる!!!

「オマエに何ができるんだよ」って思われるかもしれないけれど

「何ができるか」を見つけるところから
スタートさせていきます!




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