【映画】『踊る大捜査線 THE MOVIE』やっぱ最高に面白い
昨日テレビで久々に放送されてましたね。
映画1作目『踊る大捜査線 THE MOVIE』
いやー、当時の懐かしい気持ちが甦ってきて最高に楽しめました。
公開日を確認したら1998年公開。26年前ってマジかよ。と思いつつ、久々に見る和久さんに感動しながら見入ってしまいました。
もう全ての登場人物が愛しいですよね。3アミーゴスが出てきたら絶対面白い事してくれるから期待感を持ってしまったり、すみれさんはやっぱりキレイだなと、その陶器のような肌に惚れ惚れしたり。
でもやっぱり踊ると言えば、何といっても青島と室井の絆ですよね。
分かっちゃいるけど、あの有名な『事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ。』から、青島の現場に向かう室井さんはカッコよすぎます。
当時中学生のころに友達と一緒に映画館に観に行ったんですが、その映画館で観た時の空気感とかも思い出しました。
青島が死んだと思ったらいびきが聞こえてきて、みんなホッとしながら笑ったり、署長が事務所に入ってくるなり「いやー、青島君が刺されたね~」っていうシーンは当時も場内大爆笑でした。
あのころの踊るのフィーバーっぷりは凄かったので、場内の一体感がとにかく凄かったです。本当に手に汗握りながら観てました。
映画2作目も好きだけど、全体のまとまりで行けばこの1作目の方がうまくまとまっているんじゃないかと思ってます。
キョンキョン演じるレクター博士を意識したサイコパス殺人鬼もいいキャラだし、真犯人が実は未成年で母親が息子を守るために青島を刺したりと、演出や伏線、ストーリー展開が複雑なのにうまく整理されていて非常に見やすいです。
天国と地獄のくだりも、本広監督の黒澤監督へのリスペクトが感じられて痺れますね。
本広監督はこの映画以前から鬼才ぶりを発揮していて、『お金がない!』とか、『NIGHT HEAD』とか、今観ても面白い作品ばっかり。天才なんだなぁと思いました。
そして何と本広監督は我ら香川県の出身なんですよ~!とても誇らしいです!香川からこんな才能が出てくるなんて!長く現役で活躍頂きたいものです。
最近、最新作の公開に向けて、テレビでも過去の踊るが再放送されてて嬉しい。
何回も観たのに面白いからついつい観ちゃいますよね。
最新作の室井さんの映画は2部作かあ。あの音楽がまたスクリーンで聞けるなら観に行こうかな。