【便利道具】みまもりGPS BoT
みまもりGPS BoT、という便利ツールを知人に紹介してもらった。
https://www.bsize.com/
この類のツールは結構色々あって、
■セコムみまもりホン(https://www.secom.co.jp/homesecurity/goods/mimamorihon/)
だとか、
■東急シニアセキュリティ(https://www.tokyu-security.co.jp/ps/senior/service.html)
だとか、
■ALSOKまもルック(hhttps://www.alsok.co.jp/person/mamolook/)
だとか、たくさんたくさん。
でも現実には、導入してもあまり機能してない、使ってもらえてない、という事例をたくさん見てきていたので、「んん~~~おすすめしにくい~~~」っていう一品、あるいはサービスだった。
導入時の課題
■「まだまだ元気じゃーい」と本人に拒否される(笑)
■「どこに置いたか忘れた」とGPSの意義を失う(笑)
■「持ってみたけど使い方がわからんかった」と放置される(笑)etc...
大体このパターンに集約される気がする。
導入しましょうっていうニュースは年々増えてきている(https://www.nara-np.co.jp/news/20190707103227.html)けど、現実問題、支給されていったいその中の何割が携帯定着したのか?
このあたりの追跡評価は必要だと思う。
課題解決のための導入策
という難題があるよね、という上で先日聞いた耳より情報。
お悩み
●じぃじとばぁばの二人暮らし。
●ばぁばは時々外出先で迷子になって帰宅困難になる。
●じぃじはばぁばがひとりでお出かけするのが心配。
●ばぁばが迷子になる度に、じぃじは子供たちにSOSするけれど、皆それぞれの家庭や仕事で忙しくて、なかなかサポートできない。
●皆はじぃじとばぁば、ふたりとも心配(特にじぃじ)
じぃじはばぁばを外出禁止にしたいわけじゃない。縛りたいわけじゃない。
でも心配。ストレスマシマシ。
の、見事な負のスパイラル。
そこで、みんなが色々考えて出した対策が見守りGPSの導入。
①GPSをお守り袋に入れて
②お孫さんから「肌身離さず持っててね」と
③ばぁば(当事者高齢者)へプレゼント
これをするとどうなったか?
●ばぁばがどこを動いたかが分かる
●LINEで「今日のばぁば」の共有が自然とできる。会話ができる。
●いざ、というときにじぃじも皆も、「ばぁばが居そうな場所」が把握できる
個人的に、特にいいな、と思ったこと
「今日のばぁば」の共有が自然とできること。
「ばぁばまたいなくなった、どうしよう」という、家族の中で、ばぁばがネガティブなニュースとして取り上げられるのではなくて、「ばぁば、今日はここ行ってたんだね~」みたいに、ばぁばの動きがみんなを和ませる、あるいは会話を弾ませるひとつのきっかけとしてGPSが機能すること。
これって、素敵だな、と思う。
『見守りセンサーで、あなたの大切なひとを見守りましょう』
とても大切だと思う。
でも、見守る側だって、四六時中見守っていたいわけじゃない。
見張っていたいわけじゃない。
見守られる側だって、別に「見守ってほしい」なんて、きっとずっとは思ってない(笑)
そういうジレンマを解決できる。
かつ、コミュニケーションツールになり得る。
そういう視点でIoTをどう活かすか。
こういう魅力を、医療福祉領域でも前面に押し出していくべきだよな~と、本当に目から鱗だった一件。