恋愛で悩んだときの指針
恋愛で悩みを抱えている人間が多すぎる。私もその1人。だからこれは、不安に駆られたときの自分が戒めとして見返すためのものでもあるし、同じように不安を抱える誰かの支えになれば良いと思って書く。ただし、私の考え方が全てでは無いし、私の考え方はどちらかというとネガティブでマイナスなので、ポジティブになりたいときにはおすすめしない。病んで不安で苦しくて寂しくてどうしようもないときに読むものだ。
①相手に興味を持ってもらおうと頑張らない
恋すると相手に興味が湧くと同時に、相手にも興味を持ってもらいたいという欲が出てくると思う。これは普通のことだが、相手に興味をもってもらおうと頑張ると人は大抵空回りをする。追いLINE、暇電をしていないか。SNSのアイコンをこっそり変えたり、BGMをこっそり変えたり、そしてそれを気づいてもらえると期待していないか。
気づいてもらえなかったとして、気にする必要は無い。なぜなら気づかないからと言って興味がないわけではないからだ。先走って不安になって相手に確認を取ったり相手を試すような真似はよせ。迷惑をかける。
②価値観の違いは言い訳
価値観の違いってよく言うがあんなものは言い訳だ。異なる性格、異なる環境で育ってきているのに価値観が同じなわけがない。私なんて同じ環境で育った妹とすら価値観が合わないと感じる。
ではどうするのか。
擦り合わせるしかない。価値観は合うものではなく合わせるものだ。もっと言うと、価値観を受け入れる。もし相手の価値観を受け入れられないのであればそれはあなたの問題だし、相手が受けいれてくれないならば相手の問題だ。許せる相手でない、寛容な相手でないならばその時点で離れた方がいい。
③怒らない否定しない
どんなに不安があっても感情的に怒ってはいけない。否定してはいけない。嫌な気持ちにさせるからだ。不安があるなら優しく、相手を配慮して分かりやすく伝えるのが一番いい。賛同できないことも一旦受け止めて「そうだね」の一言があるかないかでその先が決まる。恋人は自分の鏡なので怒ったら怒り返してくるし否定したら否定されるはずだ。そうすると思ってもないことをお互い口にして後悔することになる。好きなのに傷つけるなんておかしい。恋人には1番の味方でなくてはいけない。怒ることが正義なわけがない。私は怒った時点で相手を見下しているとすら思う。ちなみに自分が全く怒らない、否定しないのに相手が一方的に怒ってくる、否定してくる場合は、はじめ優しく対応して様子を見て怒らなくなれば良し。相手が何も変わらないまたは図に乗ってきて限界がきたら何も言わずに離れるのがベスト。理由とか言わなくていい。そいつはどうせ他の人間にも怒って嫌われている。どんまい。
④〜してあげる、をやめる
よく言いがちなセリフだ。「料理してあげる」「手伝ってあげる」「直してあげる」「守ってあげる」などなど。烏滸がましいからやめた方がいい。「〜してあげる」という言い方がもう上から目線だ。対等であるべきなのでこの言い方は絶対にしないほうがいい。「〜してあげる」よりも「〜してほしい」「〜したい」の方がいい。意志を感じるからだ。
⑤守れない約束は結ばない
できないことをやると言ってやらないと腹が立つ。ハードルを上げることで頑張れる人もいるかと思うが、そういうのは仕事でやればいい。恋愛は仕事じゃないのでハードルは低めに設定して、達成したら上げていったほうがいい。約束と言って破られたときの失望感は半端ない。「やっぱり無理だった」みたいなのが1番キツい。でも達成してくれたときの安心感も半端ない。最初から守れる約束だけする、できれば約束はしない、ルールを作りすぎないことが必要だと思う。
⑥嘘をつかない
当たり前。嘘はいつかバレる。後々めんどくさいことになるので嘘はつかない方がいい。
⑦気持ちははっきり伝える
たまに恥ずかしくて言えないとか言って好きとか言わないって人がいる。言った方がいい。言われた方が安心するし嬉しい。逆も然りだ。嫌なことがあったらその場ではっきり伝えるべきだ。「あのとき嫌だった」とか「好きだった」とか、後出しするのが1番ずるい。後からそんなこと言われてもどうしようもできないからそのときに言った方がいい。
⑧自分で思うより相手は自分のことが好き
相手が冷めてきたんじゃないかとか最近好きじゃないんじゃないかとか、考えない方がいい。自分で思っているよりも相手は自分のことを好きだし大切に思ってくれている。
⑨浮気はしたやつが100%悪
浮気する前に別れられるから浮気はした側が絶対悪。浮気させるなとか言わない。浮気したいくらいどうでもいい相手なら早く別れろ。浮気したいくらい男好き、女好きならば恋人を作るな、気持ち悪い。不倫は以ての外。不倫となると、不倫相手が絶対悪。パートナーがいると分かって近づく人間は何も大事にしくれないし、めちゃくちゃにして優越感に浸ることが目的なので大切にする価値無し。あなたの時間と金と人間性が無駄になるだけ。
⑩嫌なところは諦める、好きなところは褒める
もうこれに尽きる。相手はあくまで他人で自分とは違う人間なのだから、多少嫌なところがあっても諦めるべき。無理に直そうとか辞めてもらおうとかする労力が無駄だ。でも自分が我慢するのも何か違う、そんなときに「諦める」のだ。我慢するより圧倒的に精神的苦痛が少ない。「こういう人だから仕方ない」と諦めることで楽になれる。それが許容範囲を超えているなら優しく指摘してみるか別れるかしかない。
好きなところは沢山褒めた方がいい。嬉しいからだ。そして褒めている側も楽しいはずだ。人は褒められて伸びる生き物だ。そして褒めた人もまた伸びる。褒めてくれる人の方が好きになりやすいし褒めてくれる人の方が居心地がいい。恋人の好きなところに気づけると今まで許せなかったことも許せるようになるかもしれない。
⑪惜しみなく金を落とし大量に時間を使う
やはり金と時間は大事。金を使うことで金より大事な何かが得られるかもしれないからだ。例えば旅行するとき、ケチケチと安くしようとするよりは金を使った方が贅沢で特別だ。本当に大事な相手ならば、自分のことより相手のことに金を使いたくなるものだ。金を落とすのがもったいないと感じる相手ならそれはいい相手ではないということだ。そしてその見返りを求めてはいけない。見返りを求めると、期待をすると返ってこなかったときに怒りが湧くからだ。最初から期待しない。投資だと思って使う。
時間もそうだ。短時間でいいや、これでいいや、ちょっとだけでいいやと時間を削ると、それ以外の時間は何に使ってるのかという話になる。よく趣味や勉強の時間が多くて恋人をほったらかしにする人がいる。そんなんなら作らない方がいい。自由にしたいなら自由にさせてくれる人と付き合うか、一緒に自由になれる人と付き合うしかない。つまり、時間を一緒に使えるかどうかだ。こいつと同じ時間を過ごせないと思うならばそれは雲行き怪しい。
⑫女はお姫様のように、男は王様のように扱う
あまりやりすぎると逆効果なので注意。ここでの意味は「特別な待遇をする」ということを言いたい。友達のような恋人関係が好きな場合は、友達にも同じ待遇をすればいい。雑に扱うといいことが何も無い。物のように扱われてはいい気分がしない。だから恋人は自分にとって1番偉くて尊敬している人間であることを態度に出した方が上手くいく。