僕には唯一の女友達がいる。 彼女と出会ったのは大学の授業だ。 自己紹介したとき、彼女は少し恥ずかしそうにした。 彼女はとてもシャイだ。 ささいな質問をしてもいつも最初に 「うーんとね、」や「えーっとね、」と言う。 きっと彼女の口癖なんだと思う。 世間話から始めて今では、 男友達には聞けないようなことも聞くようになった。 どうしたら彼女を作れるかとか 将来結婚したらどんないいことがあるだろうとか どうしたらモテるかとか。 どんなにしょうもないことでも
noteを始めてどれくらい経ったのか分からない。 私が始めたときは、まだ読者も私の高校の先輩やXからリンクを飛んで来てくれた方くらいで、フォローしているのもその先輩方と創作をやっている元彼だけだった。 今では短歌や音楽紹介なんかも始めて コツコツと読者様を増やしてきたが、 一昨日かな、急にフォロワーが増えた。 いいねも増えた。 驚いたのは、公開してから数秒でいいねとフォローが来たこと。 ??????? おまえ、読んでなくない?wow wow って感じ。 いや別に
今回は自分で見つけた音楽ではなく、誰かに教えてもらった音楽を紹介していこうと思う。 もちろん、自分が良いと思ったものだけを紹介していく。 人から勧めてもらっておいて 聞かないというのは、正直あるあるな話。 でも、せっかく教えてもらったんだから、 聞いておいて損はない。 自分の世界が広がっていくのは楽しい。 新しい音楽に出会いたい人 ぜひ見てください! おとな/yeye X BASI 北海道にいたとき、カフェで流れていた曲。 人に勧めてもらったというか、めっちゃいいじ
窓を開けっぱなしにしている。 10月17日。 日没がすっかり早くなった。 まだ18時なのに、横浜はもう闇の中。 今夜はスーパームーンらしい。開けっぱなしの窓から月の光が差し込むのを待っている。 毛玉だらけの彼のお下がりのトレーナーを被った。37.5℃の微熱のせいか、長袖では少し暑い。左腕を捲ると、消えない根性焼きの跡、四つの赤紫の点が覗いた。私の弱さも強さも、全てが暴かれた気持ちになった。 300円の白いサンダルを引き摺りながら坂を下った。底が擦れてもどうでもいい、私
今更だ。 ずっとフォローしてくれている方は、 私がどんなやつかを知ってくれているから、 あまり面白くないかもしれない。 でも今は珍しく夜中なのに落ち着いているので 新規読者様獲得のためにも自己紹介を始める。 2003年、静岡県東部に生まれる。 海も山もある、ラブライブ聖地の、水族館が3箇所もある、港に3分で10メートルの津波がくるのに港の門が閉まるのに5分かかる、あの街である。 家族構成は、父、母、私、妹、カメ2匹、犬2匹、小学校のトイレで捕まえて持ち帰ったら住み着い
「音楽聴きすぎると鬱になるからやめな」 母に言われた。 そういうデータが出ているらしい。 音楽聴きすぎると鬱になる、か。 鬱だから音楽を聴きすぎるのではないか。 今日は鬱と音楽の関係性について考える。 まず、音楽を聴くのはどんなときか。 通学路 タバコを吸うとき メイクをするとき 移動時間 バイトの休憩中 寝る前 起床後 ご飯を食べるとき 歯を磨くときもたまに 聴いていない時間を数えた方が早そう。 聴いていないのは、 ドライヤーをしているとき 大学の授業中
いつもバンド系ばかり紹介していますが、 実は私、K-POPが大好きです❕ 小学生の頃からずっと好きです! なので今回はK-POP特集です。 私の好きなダークな曲多めになってはいますが、K-POP苦手な人たちにも刺さるよう頑張って紹介します。 私の同世代には懐かしいものもあるかも。 K-POP聞いたことない人も是非ご覧ください。 you drive me crazy/T-ARA 小学1年生の頃、K-POPを好きになったきっかけの曲です。 めちゃくちゃ懐かしい〜! 今思
三首詠み終わるまで寝れないゲームを自ら開催。 自分の予想を遥かに超える速さで三首できてしまったがために、もう寝なければいけません。ちくしょう、。 短歌の添削をしてくれた彼はもういません。 もう二度と彼に添削してもらうこともないでしょう。 失恋したら何もかもそのネタばかりで笑える。 いい加減前に進めよという話。 以下三首になります。 あいうえおに、は行を感じるあのバンド。私が教えたあのバンド。聞くな ラメ入りのライターを捨てたとき私「この海にいたい」歌を聴いてた 一ヶ
お化粧が汗で溶けてく午後1時 突き返された。改札からも
幸せってなんだ。 なんだーーーーー!! 全然分からない。 失恋してどのくらいの時間が経ったのだろう。 いつから失恋していたんだろう。 今夜とても重大なことに気づいて眠れない。 私は彼にとって不要な存在だった。 むしろたぶん邪魔だった。 邪魔していた自覚はある。最低だ。 どうしたら必要な存在になれたのか。 どうしたら大切にされていたと思わせられたか。 自分ばかり大切にされていた。 そんなことないって言ってくれる人もいるけど、 実際彼に「あなたがいると不幸になる」と言
私は文学部中国文学科に所属している。 中国文学科と言っても、中国語が話せるわけでも(少し分かる程度)ないし、現代中国の小説なんて読んだことがない。 では何を学んでいるのか。 私の専攻は古典文学である。 所謂漢文。みんなの嫌いな“あれ”である。 今日はその漢文の「詩経」という文学の講義で、 先生がおっしゃっていたことを元に、自分の考えたことを記録する。 混沌とした文章になりそうなので先に謝罪しておく。 この話には面白いオチもなければ感動もない。 私の長い長い独り言である。 こ
文藝天国というアーティストを知っていますか。 同世代は結構聞いている印象がありますが、年代問わず聞いて欲しいので特集します! このアーティストと出会ったのは大学生?高校生?よく覚えていません。 なんとLINEミュージックで適当に検索したら出てきて、雰囲気良さげだったので聞いたらもうどハマり。そのときはまだ「いいね」している人も少なかったので、私は古参を名乗りたい。 曲数もそんなに多くないから全部ここで紹介してしまうのもありですが、あまりにも長い紹介だと読んでる方が疲れてし
死について考え始めたのはいつだろう、私が小学2年生のときだろうか。父方の祖父が死んだ。 80歳を超えていたし病院で衰弱していく祖父を見ていたから、死んだと聞いても驚かなかった。 学校に電話があって、「水銀(本名ではない)さん、おじいちゃん亡くなったみたい……。お母さんがお迎えに来ます。大丈夫?」と先生に言われたのは覚えている。 「大丈夫です。」とだけ答えたが、何が大丈夫なのか、なぜ大丈夫と聞くのか不思議だった。だっておじいちゃん死にそうだったし、くらいにしか思っていなかった。
私は無力だ。 大切な人を奪われて友達にも裏切られた親友、 いじめを受けていると相談してきた元教え子、 これは全て最近の出来事である。 21年間生きてきて似たようなことは私にもあった。 というか誰もが経験することであるし それも毎日のようにどこかで起こる話である。 人は時に加害者であり、時に被害者である。 私は自分本位に生きてきたから、 いじめを受けたときはいじめで返したし 大切な人を取られたら取り返してきた。 けれどそれは正解ではない。 自分に降りかか
羊文学というバンドは知っていますか。 「1999」という曲から人気が出始めて、呪術廻戦のエンディングに抜擢されてからさらに知名度が上がったのではないでしょうか。 推しの子のオープニングにもなるのかな?(アニメに精通していないのでごめんなさい)羊文学ファンの私は大変嬉しいです。 もっと知ってもらいたいので今回は羊文学特集します! 容赦なくコアなのも紹介しちゃおうと思います^^ Step 当時高校1年生の私は衝撃を受けました。 イントロのギターが美しすぎる! こんなに透き
私って、タバコは左利きでライターは右利きだ。 道具には必ず利き手が存在する。 両手で動かさなければいけないもの以外は。 ペンは右利き。 箸も右利き。 ハサミも、ボールを蹴るのも投げるのも、 虫を払うのも、転んだとき先につくのも、 スマホのタイピングも、トイレのとき拭くのも…… 私って右利きだ。 彼に「俺のこと道具としてしか見てないでしょ」と言われた。 彼が道具だとしたら、 私ってどっち利きだったのだろう。 私がタバコを左手で持つのは、 彼の利き手が左だったからだ。 真