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東洋流のプロフェッショナルとは
こんばんは🌙
「1か月間、毎日ブログを書く!」の企画に参加して今日で15日目、ようやく折り返し地点ですが、まだまだ続けます🏃♂️
今日のテーマは「プロフェッショナル」です。
なんで突然こんなテーマになったかというと、今日会社で「プロフェッショナルとはなにか?」という問いに向き合わなざるを得ないイベントがあったからです(この時期によくある人事系イベントです😪)。
皆さんは「プロフェッショナル」とはどんな人だと思いますか?
・特定の分野に精通した人のこと
・労働の対価としてお金をもらっている人のこと
・専門的なスキルや知識をもっている人のこと
・・・
上で挙げたような人は「プロフェッショナル」と言って差し支えないですよね。他にも「プロフェッショナル」と呼べる人は色々あると思います。
ところで「プロフェッショナル」って、当たり前ですけど海外の言葉ですよね。英語でいうとProfessional。
さて、この「Professional」、日本語で言うと何でしょう?
「うーんと・・・専門家?🤔」
惜しい!
「専門家」は「スペシャリスト(Specialist)」です。
(※辞書によってはProfessionalを専門家と訳しているものもありますが😅)
「専門家じゃないなら・・・何なのさ?🤔」
うまく訳語が出てこないときは「対義語」を考えると良いらしいです。
ということで次の問いは
「プロフェッショナル」の「対義語」は何でしょう?
「うーんと・・・アマチュア?🤔」
そうです、アマチュアですね。
「プロボクシング」に対して「アマチュアボクシング」、「プロ棋士」に対して「アマチュア棋士」とか言いますもんね。
では、続けていきましょう。
「アマチュア」を日本語で言うと何でしょう?
「うーんと・・・素人?🤔」
はい、素人(しろうと)ですね。
ちなみに素人の「素」は「白い」という意味です。「素麺(そうめん)」は「白い麺」。
では「素人」の対義語は何でしょう?
「うーんと・・・玄人?🤔」
そうです、玄人(くろうと)です。
なので
「プロフェッショナル」は日本語で言うと「玄人」なんです。
では
「玄人」とはどういう人か、もう少し考えてみます。
「玄」という字は「くらい」とか「くろい」と読みます。「暗い」とか「色が濃い」という意味です。そういえば「玄米」って「白米」と比べて色が濃いですもんね。
![](https://assets.st-note.com/img/1708006593893-0vAiKkU4jD.jpg?width=1200)
別に「玄人」=「暗い人」とか「色素が濃い人」というわけではないです笑
実は「玄人」とは「暗いところが見える人」「暗がりが見通せる人」のことなんです。
では「暗いところ」や「暗がり」とはなにか?
それは例えば
「未来」
「心の機微」
「肉眼では見えない内側」
です。
ちょっと何言ってるかわからないですよね😂
世の中には「達人」と呼ばれる人たちがいます。
人間国宝の歌舞伎役者とか、伝統工芸の職人さんとか、職歴60年のベテランコックさんとか、漁師歴70年の漁師さんとか。
こういう達人って、科学的には説明できないような「不可視なもの」が視えているから達人と呼ばれるのではないでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1708008335061-0IgGjaTCCQ.jpg?width=1200)
演者と奏者が阿吽の呼吸でピッタリ合うとか、魚群探知機よりも正確に魚の居場所を探し当てたりとか、食材に触れるだけで包丁の入れ方が視えるとか、繊細な手技で機械より正確に彫れるとか。
一つのことを途方もない時間を掛けて積み重ね追求してきた結果、他の人には視えないものが視えるようになった人、それを「玄人」と呼びます。
ちなみにタイトル画像は生成AIで「伝統工芸の日本の職人」というプロンプトで生成したものです。それっぽい。
おしまい。