話題の音声合成サービスに「大学」を素読させてみた。
こんばんは。
ネットニュースをザッピングしてたら、こんな記事が目に止まりました。
ほうほう。大学2年生が作ったサービスとな。すごいなぁ😮
その名もCoe Font STUDIOというサービスです。
え?しかも無料で使えちゃうの?音声合成界に衝撃?
これはちょっとやってみたいかも。
トップページはコチラ。
音声合成を試してみた
サイトデザインはシンプルでなんかオシャレな感じ。
でもアレでしょ?無料とはいえ、ユーザ登録とか必要なんでしょ?🤔
と思ったら、登録しなくてもお試しできるぽい!!😨
登録不要でお試しできるのはホントありがたや。
早速「音声合成を試す」っと。
ふむふむ。
「アリアル」とな。
初音ミクみたいなキャラクター設定があるんですね。こういうのキライじゃないです。テクノロジーとポップカルチャーの融合。日本っぽくていいなぁ。
で、もう少し下に画面をスクロールしてみると・・・
なるほど、ここに喋らせたい文章を入れて再生すればいいのね。
0/30ということは、30文字までイケるぽい。
まぁ、お試しなので適当に・・・
(特に深い意味はないけど)
で、再生!!
アリアル「あめんぼあかいなあいうえお」
お・・・おお!?🙄🙄🙄
世の中には色んな無料の音声合成サービスがあり、これまでもいくつか使ってみたことがありましたが、「まぁ、こんな感じになるよね」というのが正直な感想でした(偉そう)。単にテキストを突っ込んだだけだと、いかにも機械的に読み上げました感が満載のものが多く、さもなくば「初音ミク」のように自分でゴリゴリにチューニングすれば、、、という感じで、音声合成ってそれなりにコスト掛けないと使えるものじゃないなーと思ってました。
ところがこのアリアルさん(Coe Font STUDIO)のしゃべりは、何もチューニングせずにテキストを放り込んだだけなのになめらかっていうか、不自然さが少ないっていうか。
もうちょっと色々試してみたい。
ということで、ちゃんとユーザ登録してログインしてみた。
で、これ👇がユーザ登録したログイン後の画面。
おお、入力できるテキスト文字数の上限が30文字から200文字に増えてる。
ん?キャラクターも変えられる?
「ミリアル」?。まだプロトタイプだけど、アリアルさん以外にも選べるぽい。まぁ、まずは「アリアル」さんでいいかな。
改めて喋らせたいテキストを入れる。
「あめんぼあかいなあいうえお」
テキスト入力を終えたらこんな画面が。
ふむふむ。読み上げのスピードとか声の高さも調整できるのね。
ん?「読み・アクセントを修正」ってなに?
おおー。すごい!文字単位でアクセントも変えられるのか!
しかも作成した音声は自由にダウンロードできるようです。
「大学」の序文を素読させてみた。
せっかくなのでなんか意味のある文章を喋らせてみたい・・・。
ということで、儒教の経典である四書五経の一つ「大学」の序文を「アリアル」さんに素読させてみました。
アクセントはちょっとだけ直しましたが、ほぼデフォルトです。
作成した音声はコチラ👇
Voiced by https://CoeFont.studio
「アリアル」さんに素読させた文章はコチラ👇
田口先生の講義では、毎回、題材となる古典のテキストを全員で素読するのですが、この「大学」の序文は講義の中でも度々取り上げられた文章で、私も何度も音読し解説を聞いてきた印象深い文章です。田口先生はこの短い文章で1時間以上喋ります笑
ちなみにこの「大学」は江戸時代の幼年教育機関である寺子屋において、6歳になって新たに寺子屋に入る子に一番最初に使うテキストだそうです。
現代で言えば、小学校に入学したばかりの小学1年生の一学期に使う教科書がコレってことですね。
こんなサービスを無料で作っちゃうなんて大学生すごい。
おしまい。