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アフロ・ブラジリアン音楽 篇

 本日はチノアソビ(ポッドキャスト)の収録でした。人のチノアソビ大全は全く読んでいないMC後藤から

「兄者どうしたと?」

と突っ込まれたのですが、1月4日の投稿にあるとおり、2025年はできるだけ毎日記事をアップしようと思います。

 昨年は週に一回あげれなかったのですが、毎日上げだすとアンテナが伸びてきます。酒を飲みながらも、ネタになりそうな話があればメモをして、あとで見返して「なにこれ?」となることしばし。

 最近のベストなにこれメモがこちら。

なにこれ!?

 調べて見ると音楽のジャンルでした。そういえば、たぶん、ペルーで「アンデス通信社」を経営されているチャスキ(ハンドルネーム)さんから、

林田くん、ショーロ知らないの?

と煽られた記憶が蘇って来ました。

ショーロは、19世紀にリオ・デ・ジャネイロで成立した音楽です。ポルトガル語で「泣く」を意味する「chorar」を語源としているように、メロウな音階。

 後にブラジルでは、このショーロやサンバなどが混じり合って1950年代にボサノヴァが成立します。

 ボサノヴァは有名ですよね。ぼくもブラジルといえばボサノヴァ、と決めつけていました。ちなみに、「Bossa Nova(ボサノヴァ)」の「Nova」(ノヴァ)はポルトガル語で「新しい」、「Bossa」(ボッサ)は「傾向・波」などを意味するので、「Bossa Nova」自体の意味はニューウェイブ「新しい傾向」「新しい波」ということになります。

 また「ボッサ」という言葉は、すでに1930年代にはサンバ音楽における俗語として確立していて、他者とは違う新しい音楽を始めた者に

「彼のサンバにはボサがある」

という風に使われていたそうです。ぼくもこれから、若手がオモロイ企画を持って来たならば、

「お前の企画はボサや!」

と突っ込んで行きたいと思います。では、最後にショーロの英雄、ピシンギーナ、ではなく ピシンギーニャの音楽をお聴きください。

アフロ・ブラジリアンミュージックのルーツはここにあったのです。

(了) 2025 vol.18

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