論語講座(東京)、再開するってよ! 篇
論語講座再開の経緯
私事で恐縮ですが、ドラ息子の大学受験が終了いたしました。
この1年、なんとなく気をつかって東京での飲み歩きは最低限に控えていたのですが、4月からお休みしていた「東洋哲学ゼミ(論語講座)」を再開したいと考えています。
なんというんでしょう、第一志望の国立大学に合格したところまでは良かったのですが、見事に調子に乗っています。
深夜に「お腹が減った」と、焼肉丼とどん兵衛を食べている息子に、
「深夜にそんな食ったら太るぞ」
というと、
「あー、偏差値がお腹に出てくるかなあー」
とか言っています。
昨夜、家族で合格お祝いに外食したんですが、浮かれ具合に
「やっぱ、調子乗ってんなー」
と指摘すると、
「はい、今日5回目ー」
みたいに返してきやがります。挙げ句の果てには、
「お父さん、学歴コンプレックスあるよね?」
などと抜かして来やがりました。
キセルでブチのめすわけにはいかぬ
真面目な話をすると、ドラ息子に限らず、また若者に限らず、すべての人が希望を抱いて生きていくことを願って止みません。
希望とは星の光のようなものです。
その光は、小さく、そして遠くにある。
また、月は満ち欠けし、時には消えたりしますが、星の光は儚いながらも、ずっと光り続けています。希望を抱く者は、常にその顔をあげ、暗く長い夜に、その光を見続けるのです。
うつむいた者に、その光は決して見ることはできません。
孔子は、それぞれの人が、そうした希望を「道」の中から得るのだ、と説きました。そして大道を歩んでいく人のことを「仁である」と定義したのです。
考えるに、非凡とはその平凡を全身で受け入れる者をいうのだと思います。しかしながら、「自分は平凡である」と心底理解している者など、この世にはいません。
しかし、非凡と平凡とを見分ける方法が一つだけあります。
それは勇気です。
勇気こそが人を分ける。
人を愛すれば、勇気が湧きます。
人の向こう側にある己を愛することを、また仁というのです。人のこちら側にある己を愛することは仁とはいわず、そこには勇気も生じません。
そんな思いを込めて、息子と同世代の若者を中心に、西洋哲学だけでなく、東洋哲学の深みも味わっていただきたいと思い、再開することにしました。
もちろん、老若男女、大歓迎です。
またこの「チノアソビ大全」を初めて、まだお会いしていないメンバーもいらっしゃると思います。飛び入り大歓迎です。
道のため来たれ!
必携図書
『論語』を購入の上、ご参加ください。
Amazonで正規品はややインフレしていますが、中古品もたくさんあるようです。古本屋でお手軽に手に入れていただいても構いません。また、ぼくは岩波文庫の金谷 治版を使用していますが、解説本ではなく正規の『論語』であれば、出版社、訳者の種別は問いません。
会費・定員
会議室をお借りして運営するため、会費を徴収させていただきます。
大人:1,000円
学生まで:無料
といたします。また、会議室の大きさの問題で、再開第1回目の定員は15名とさせていただきます。参加者が定員に達し次第、締め切らせていただきますので、ご了承くださいませ。
日時・場所
2024年4月19日(金)19:30-21:00
終了後、懇親会を開催します。
あらゆるセミナー、勉強会は本質的には懇親会が本番です。
懇親会への参加は必須としておりますので、よろしくご理解の程をお願いいたします(懇親会費用は実費)。
また、懇親会のみの参加は受け付けておりませんのでご了承くださいませ。
会場は、新宿駅西口近辺の貸し会議室を予約しております。
参加者には個別で会場の情報をお送りいたします。
参加方法
この記事にコメントをいただくか、
まで「参加希望」と記してメッセージをください(定員は先着順とさせていただきます)。
以上、割と強気の文面で恐縮ですが、ご容赦くださいませ。
(了)
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