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高校生の探究活動のお手伝い、TA!【夢かつ#2】

本来 TA とは、大学院生が教授の TeachingAssistant するものなのですが、実は大学生でも TA になれるんです。

それが、高校生の探究活動のお手伝いなんです!

私自身が、大学1年生ながらもTAをさせて頂けたので、そのレポートをしたためておきます。




そもそも探究活動・探究の時間とは?

総合的な学習(探究)の時間
総合的な学習(探究)の時間は、変化の激しい社会に対応して、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にしていることから、これからの時代においてますます重要な役割を果たすものである。

文部科学省より

つまるところ、身の回りの疑問や課題を題材として、学校での学びからその課題の解決を行い、キャリア形成に繋げようというもの。

その対象分野は多岐にわたり、自然科学はもちろん、社会科学も含めた文理を問わない総合的な分野。

大抵の高等学校で週に1時間、理数科等では週に2~3時間設定されているところもあります。


私の母校は、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されていて、より密度の濃い総合的な学びを得ることができました。

ちなみに私が行っていた探究活動はこちら。



どんなお手伝いをするの?

基本的には、生徒さんの疑問に答えたり、アイデア出しのお手伝いをしたりします。

とは言え、それ以外にも重要な役目がたくさんあります!

というのも、探究活動自体まだまだイメージがふわっとしたもので、行き詰りやすいという現状があります。


例えば、テーマ決め

一度テーマを決めたものの、探究を進めていく中で見失ってしまい、ひょんなことでテーマ変更というのも良くあります。

それはそれで、PDCAサイクルが一回りしたと考えれば良いことのようにも思えますが、残念ながら前のテーマの内容をバサッと切っちゃうことも。

それはもったいないということで、方向性がぶれてしまわないように一緒には話し合いながらテーマ固め、再調整をします。


あるいは、チームいざこざ

たいていの探究活動はチームで行います。

協調性を育む、話し合いを通して考えを深めるなどチーム戦は重要なのですが、もちろん良いことばかりではありません。

考えがまとまらない、リーダーの思いがうまく伝わらない、意欲にばらつきが出るなど問題も様々。

社会に出たら必須なスキルではありますが、まだまだ高校生。チームとはどういうものなのか一緒に向き合いながら模索します。


と言ったようにひとえにお手伝いと言ってもその中身は多岐にわたります。



どういうところが面白いの?

一緒に成長していける点が何よりの面白さ、達成感に繋がると思います。

歳が近いからこそ、同じ経験をしてきたからこそ、先生とはまた違ったベクトルでお手伝いをすることができます。

距離感が近いというのは大事で、どんな悩みがあるのか、どうしたいのかなどぶっちゃけて話せるのが良いところ。

同じ目線で話し合って、悩みや疑問が解決したときのやりがいは非常に大きいです!


また、教えることを通して自分の学びの再確認にもなります。

誤ったことはもちろん教えられませんし、その場に応じた適切な提案をしてあげる必要があります。

生徒さんとの関わりを通して自分も新たな刺激を得られるのが面白いところです!



機会があれば!

母校のホームページにて実際の様子を掲載してもらっています!

中々体験できない貴重な経験ですが、今後も機会があれば積極的にお手伝いさせていただきたいです!




※サムネイル画像は、兵庫県立姫路西高等学校ホームページの「今日の西高」よりお借りしています。

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