人生はサバイバル?休める時に休むべき?わからん...

あけましておめでとうございます。
今年こそ健康第一を目指しているのですが
激しめの頭痛で起きてしまい、しょんぼりしているたぬきです。

今回は私の中で結論が定まっておらず、読み終わった後にモヤモヤされる方もいるかもしれません。
「人生何が起こるのか分からないのだからさっさと自立した方がいい」という気持ちと「適応障害治療のためにも「自立」に固執せず周りに甘えて休んだ方がいい」という気持ちで喧嘩しています、という話です。

私が中3で学校に行けなかった時、
母が「もし私(母)とお父さんが急に病気になったりしたら、たぬき(私)は不登校やめるんじゃないかなあ」とぼやいていたことをふと思い出しました。
母の中では不登校って長期化してしまうとそのままひきこもりに移行することもあるという認識だったようで、私もそのパターンになるのではと心配だったようです。
今思い返しても、この母のぼやきは「なんちゅう発言w 極端だなあw」と思ったりするのですが、一方で「確かにそうかもしれない」と思っている自分もいます。今私が置かれている状況も非常に似ているからです。

先ほどの母のぼやきの先にはこんな想像があったのではないかと予想しています。

【もし両親共に急に病気になったら?】
→一家の生活を支える人がいなくなる(父:家計の大黒柱 母:パートをしながら家の家事を全部こなす人)
→娘の私は不登校をやめざるを得なくなる
・中学生なので働くという選択肢をとれないとは思うのですが、少なくとも無事中学を卒業し、高校に進学しながら働かなければならないということを認識せざるを得なくなるはず
・娘の私はスーパーに買い物に行ったりして外出をせざるを得なくなるはず

もちろん私は両親共に急に病気になってほしくはないので(病気になること自体がしんどいことですし)
「あ、それなら私不登校を卒業できると思いますお願いします」という展開にはなりませんでしたが、要するに
【衣食住や生活・収入などの保証がされている限り、今の状況に甘え続けることができる(なので生活の保証を外してしまえば不登校は解決する)】ということだったのではないかと思います。

そして、私は母の思考回路をそのままなぞる形ではなく、別の方向からもこの考えに心のどこかで賛同していて、それが自分を苦しめているような気がしています。

私は小さい頃から歴史を知るのが好きだったり、日本以外の暮らしがどんななのかが気になったりしていたので、
それこそ「不登校になる選択肢」すら存在しない(=学校に行きたくてもいけない)環境があることを認識していました。そして、日本に生まれただけでも国ガチャには成功していて、さらに経済的にも比較的めぐまれている家庭環境に育っているので親ガチャにもおそらく成功しています。だからこそ、「不登校=甘え」という考えから脱することが当時はできませんでした。(だからこそ高校は通信制ですが進学できて引きこもり状態には移行しなかったのだ、とも思っています。)

時を現在に戻してみると、私は適応障害で休職中なのですが、周りの方(職場の上司や人事、主治医、過去担当してくれたカウンセラーの方、友人など)が本当に優しくて、
・休んで欲望のままに気楽に適当に過ごすのが今のあなたのミッション
・金銭的な心配がないのであれば今は復職を急がず夫に甘えた方がいい
などと声をかけてくれています。
しかし、それをいまいち自分の中に落とし込むことができずにいます。

私が休職できているのは夫の存在が大きいと思っています。
(傷病手当金にも助けられていますが、それ以上に。)
夫は現時点で比較的年収が高く、(元転職エージェントの私からみても)仕事の能力も市場価値も高い人だと思っています。なので、私は
「扶養に入って専業主婦になる(or扶養の範囲内で非正規の仕事をする)」
という選択を取ろうと思えばすぐに取ることができます。言ってしまえば「このまま適応障害が治らず、現職に復職できなかったとしても、生きていくことはできる」状態です。不登校の時と一緒です。

もちろん全くの不安がないわけではありません。「夫となんらかの理由で離別したら?」ということは常に考えてしまいます。「世の中は大変なことだらけで、サバイバルして生きていくもののはずなのに、このままぬくぬくと休んだままでいんだろうか」と不安な気持ちが膨らんでしまいます。
とはいえ、私の適応障害が快方になかなか向かわないのは結局のところ「現時点では命の保証がされているから」ではないかなと思っている自分もいます。

どう折り合いをつけていけばいいのだろう?と焦りにも不安にも似た気持ちが常にあり、お医者さんのいう通りに「欲望のままに適当にだらだら過ごした日」の夜には「これでいいんだろうか?」と少し後悔をしていまいます。

全然まとめられませんでしたが、私の中にある凝り固まった固定概念を取り外さないといけないな、と書きながら感じました。
(不登校・休職は甘えの一種とか、専業主婦は経済的なリスクが高いとか)
折り合いの付け方がわかりませんが、
今回は以上とします。
今年もみなさまにとって良い年になりますように!


いいなと思ったら応援しよう!