
”バカリズム節”衰えるところを知らず!ドラマ「ホットスポット」【第1話感想】
今期、個人的に最も期待値が高かったのが今作!予想の通り第1話から素晴らしく面白い!!さすがバカリズム脚本。この日常のオフビートなやりとりの中に宿る笑い、もはや名人芸の域。難解なストーリーやショッキングな設定がなくても面白いドラマは作れるんだということを証明し続けている。
「架空OL日記」「ブラッシュアップライフ」に続く今作、舞台は山梨県富士吉田市。シングルマザーであり、ビジネスホテルの受付で働く遠藤清美(演:市川実日子)の前に宇宙人を名乗る人物が現れる。
これだけ読むとSFっぽいあらすじだけど、ドラマの中心になるのはいつもの日常会話劇。アメニティの盗難や、他人の秘密をうっかり友達に漏らしちゃった時の板挟み感、など……ビジネスホテルの内外で起こるごくごく小さな問題に少しだけ”宇宙人”というエッセンスが加えられているだけでこんなにも面白い。
いわゆる「バカリズム節」や他作品とのキャストの重複感など、やや既視感は見受けられるものの、演出・脚本どちらをとっても今のところぶっちぎりで今期トップランナー。まだまだバカリ脚本作品の勢いは止まらない!
【第2話見るか?】そりゃもちろん!