イマドキ学生のスケジュール管理その1
背景
高校生から大学生になって感じる大きな変化の1つが時間管理の中のスケジュール管理である。
時間管理については、先日、テトリスに喩えてnoteに書いたところであるが、今回はイマドキ学生がスケジュールにどう落とし込んでいるかを書こうと思う。
講座概要
5月14日(火)に、4人の先輩学生に登壇してもらって、昼休み講座「スケジュール管理術」を開催した。
対象者は大学1年生で、授業開始1か月、大学生活のリズムができつつある時、アルバイトやサークルなど種類の異なるスケジュールをどう管理しているかを話してもらった。
https://www.instagram.com/p/C7S_ODqSIuj/?img_index=1
オープニング設問
遊んで帰ってきて、やることたまってきたのに気づいた。
現在22時。24時には眠りたいので、あと1時間だけ作業することにした。あなたは、何をやって、何を先延ばしにして、どうやりますか?
1 授業課題(論文要約と自分の考えを1000字)締切まで1週間
2 実習レポート(先週末に行った施設実習の様子と課題をA4-3枚以内、写真付き)締切まで2週間
3 コンビニのアルバイトメモ作成(先輩から注意されたことをまとめたい)バイトは3日後
4 大学からのメール5件(要返信2件、返信不要2件、不明1件)締切の記載はない
5 友人からのLINEやメッセージ20件 締切の記載はない
オープニング設問の狙い
締切までの日数、重要性、ボリューム、早めに手をつけるべきものなど異なる判断基準をどう考えるか?
登壇学生の回答
A:3,4
B:4,5,3,1(1は要約のみ手をつける)
C:寝る
D:4,5,3,2(2は画像とメモのみ作成)
登壇学生の考え方
A:相手のことを考える。
B:相手を考え、すぐ終わるものだけやる。
C:やるなら4と5だが夜中は失礼だし、誤字増えそうだから。
D:メールはリマインド設定で朝発信、記憶が薄れないうちに手を付ける。
私の感想
4人の登壇者は、学修ピアサポーターで、かつボランティアやアルバイト等を多く実施している学生だった。設問への回答は異なっていたが、相手を気遣い、相手のためを思って順位を付けている点が共通していた。
予告
「イマドキ学生のスケジュール管理その2」は、スケジュール管理アプリやこだわっていることを書く予定。