デッサンと楽器と瞑想と
描いてるんです。1週間に2枚。課題なんです。(インテリアの学校の)
その間に風邪をこじらせたのか何かわからないけど、喘息のような肺炎のようになってしまって。
数年前から気管支には不安があったので、先日CT撮ったワケです。(で、とりあえずは大丈夫そう、みたいな)
ところで冒頭に戻りますが。
デッサンなんてほとんど描いたことないんです。美術の時間にもやってないし、中学生の時、ブラスバンド部がなくて代わり入った美術部でもやってないし。
絵は嫌いじゃない・・というかむしろ好きなんですけど、自分で描けるか、っていうとまた話は違うワケで。
インテリアの講座ではなんとなくの描き方のポイントを教えてもらったんですけど、ホント、ポイントなんですよね。
なので後はひたすら描いて、描いて、自分の何かにしろ、ってことなんだなぁ、ということが4枚目にしてなんとなくわかるようになりました。
とにかく対象を「見る」んです。ありのままを感じるんです。頭(妄想)で描くんじゃないんです。もう、そのまま対象をそっくりそのまま写し出す、んです。
その時はもう、意識はどこかに飛んでます。楽器も同じなんです。もう、ただそのものの音を鳴らすことに集中するというか。
そこにエゴは要らないんです。上手く描こう、とか、上手く弾こうとか。描いてる自分、弾いてる自分、ドヤァ( *`ω´)とか要らないんです。酔いしれる必要もないんです。
淡々と「そのもの」を感じることで、「それら」が浮かび上がってくるんです。
以前、写真に気持ちがこもる、みたいなことを書いたのですが、音も絵も同じだとつくづく感じるようになりました。
驕り高ぶりは、込められると伝わってしまう。だから、ただただ本質を見極めてそれを感じる。そうすると一体感のようなモノが得られて、まるで瞑想をしてるような気持ち良さを感じます。
デッサン(絵)がこんなにも深いものだとは知りませんでした。この歳になって、また一つ、新しい感覚を覚えました。
デッサン、面白いです。気分転換にいかがですか?
※エンピツはH〜2Bくらいがおススメです(笑)