サイババとミカエルはかく語りき 3 前編
前回からのつづきです。
※今日もお食事中の方はごめんなさいの内容ですのでご了承ください
本日6日間のパンチャカルマ・プログラムがすべて終了した。
腸内の溜まりに溜まっていたもの、層を成して堆積していた感情エネルギーのごみはすべて出ていった。
なので、「いま高橋さんの腸内環境は赤ちゃんの腸とほぼ同じ状態なんです」と、とてもやさしいミドルエイジ女性施術師さんに説明を受けた。
なので今後1週間はいままでの野菜とお米だけを柔らかく煮込んだ雑炊食事スタイルを保持しなければならない。
さらにその状態を終えても完全に腸内細菌環境は本来の状態に回復していないので1ヶ月後の12月17日まではいわゆる「美食、大食、飲酒」といった大人のグルメは絶対にしてはいけないと言われた。
同時に「パンチャカルマは施術期間が終わった後からがもっとも大切な期間です」とも言われたので激しく厳守、なのだ。
つまり、わたしのオリジナルかつベストの腸内細菌環境をこれから1ヶ月かけてじっくりとつくりあげていくということだ。
赤ちゃんのような腸内にアルコールやこってりした料理、あるいはファストフード、ジャンクフード、お菓子、ケーキなどを入れればセンシティブな腸内環境はすぐに壊れてしまうということだ。
現代の日本人の食文化を考えると、どれだけ腸内環境が破壊されているのかはそう言われるとリアルにまずい状態であることが理解できるというものだ。
なのでこの1週間でわたしが開発したオリジナルの雑炊系料理をさらに増やして対応していこうと考えている。
鶏ガラスープを作って、あるいできればフォンドボーもつくって、それをベースにした和、イタリアン、インディア、中華、フレンチの雑炊系料理はだいたい脳内でつくりあげている。
ただつらいのが飲み物が白湯、湯冷し、クミン茶にかぎられることだろう。
わたしはほぼ毎日果実や上質なジュースを飲んで食べていたので、それが食べられない、飲めないのはとても辛いが仕方ない。
ドライフルーツで凌ぐ。
それからヨーグルトはアーユルヴェーダ的な視点から見ると腸内環境にとってはかなり悪影響を及ぼす食品だということも知って驚いた。
ヨーグルトもかなり頻繁に食べていたのだ。
さて、話を本題に戻す。
前回の記事では二日目のもっともハードな「腸内の老廃物、堆積物を削り取るような効果がある」浣腸の話までだったので、その後のことを書こう。
三日目も同様のやさしいミドルエイジ女性施術師さん二人のきめ細やかな手技によるアビヤンガ、シロダーラ、スウェーダナとすすんで、800mlの浣腸ニールハバスティを注入を午前中に受けた。
前日のような猛烈な痛みはなかったが、それでも5分くらいかかる高圧カテーテル注入が終わるとすぐにトイレに駆け込んだ。
強烈な痛みはないが、嵐のようなドバドバ排泄タイムは変わらない。
とてもやさしいミドルエイジ女性施術師さんに腰をさすられながら、若い物腰の柔らかい美人看護師さんに「はい、では潤滑剤を塗りますね」と言われて、横向きでお尻を突き出すようにスタイルで寝ている私の肛門に優しく潤滑剤を塗り込められるとすぐにカテーテルが深く挿入されていく。
管が腸内に深く入り込むヒヤッとした感覚を体感すると自然に括約筋がキュッと閉まってしまい浣腸薬剤が入りにくくなる。
すると腸管が収縮するのだろう、薬液が漏れてしまうのだ。
「あぁぁ、漏れちゃった・・」
悲しい声で呟くと若い物腰の柔らかい美人看護師さんは「少しだから大丈夫ですよ」と励ましてくれる。
同時にやさしいミドルエイジ女性施術師さんからは「口からゆっくり息を吐いてくださいねー」と誘導の言葉をかけてもらい、一緒に「はあああああ、はああああ」と深く息を吐く。
が、なかなか括約筋の条件反射は解除されない。
何回か「あぁぁ、漏れちゃった・・」を呟くと800mlの薬液が全て入り終わった。
すでに意識は全て腸の状態に集中している。
大量の異物の流入に対して激しく腸が反応しているのだ。
それに対して私の思考はできるだけ入れたままの状態を保とうとさらに緊張する。
すると逆の反応で下腹部がさらにシクシクしてくる。
そして「もうだめだ・・・」というギリギリのタイミングでトイレへ駆け込む。
肋骨が骨折しているのでとてもやさしいミドルエイジ女性施術師さんたちも無理に我慢してもらおうとは思っていないのだ。
後編へつづく。
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