衆院解散の予言詩があった!?
よしなしごと【気まぐれ選76】
唐突な解散劇であると見えた。しかし物事に突然はない。実は今回の「郵政解散」を前世紀に予言した詩が存在するのである。
以下、その詩を紹介しよう。尚( )内に日本語訳をつけておく。
You say yes, I say no. You say stop, I say go go go. Oh no !
(郵政にイエスと言え、私は反対だと? 郵政ストップだと?とんでもない。何があってもGO!だ)
You say goodbye and I say hello, hello, hello.
(郵政さよならだと、馬鹿言うな、このヘロヘロ野郎ども)
I don't know why you say goodbye, I say hello, hello, hello.
(知ったことか、郵政グッドバイ解散だ、ヘロヘロ野郎は非公認だ)
You say high, I say low. You say why, I say I don't know. Oh no !
(郵政にハイと言え。なら公認だ。郵政以外知ったことか)
Why do you say goodbye, goodbye. Oh no !
(なぜ郵政で解散かって? こんな体制にバイバイするんだよ)
You say goodbye and I say hello, hello, hello .
(郵政で衆院にグッドバイだ! わかったか、このヘロヘロ野郎ども)
1999年7月に世界が滅亡するという予言がにぎわったときもそうだったが、一般的に予言詩は抽象的で難解である。したがって、この詩(とくに日本語訳)に若干の無理があるのは否めない。
しかし、全体としてこの詩は今回の「郵政解散」を見事に予言しきっていると言えよう。さすがにノストラダムスである。
・・わけはない。この詩のタイトルは『ハローグッドバイ』、ビートルズである。
【よしなしごと0096・2005年8月 9日 (火)掲載】
2024注記:
この記事は2005年、小泉内閣の衆院解散から総選挙が行われたことを基にしたものである。小泉首相はこの選挙でまんまと大成果を上げ、念願の郵政民営化を成し遂げた。2024年、石破首相の「裏金解散」は、どうやら裏目に出たようだ。