そっと、そっと、
「いいんだって、」
「でも、」
「いいの、いいの、」
そんなこと言っちゃって、ほんとに大丈夫なのかな?
心配になる。
でもきっとこの人はそれでも突っ切ってしまうだろう。
そういう人なんだから。
道に枯れ葉が散っている。
風に吹かれてカラカラと乾いた音をたてながら右に左に動いてる。
まるでダンスをしているようで見ていると心は軽くなってくれて少しだけ救われた。
ダメだよそんなの、・・・そう思うけど、彼はきっとそういうふうにしてしまうだろう。
どうしてそんなことまでしてくれるの?
わからない。
・・・でもね、嬉しいんだよ、本当に。
だけど、本当に大丈夫なの?
困っちゃうんじゃないの?
心配だよ。
こわいことや、つらいことに巻き込んでしまいそうに思えて不安なの。
だからどうしても素直に甘えられなくて、……どうしたらいいの?
迷っている余裕もないの。
次々にいろんな状況が変わりながら起こってきてしまうから。
「いいんだよ、いいんだ」
どうしてもそうせずにはいられなくてそうしてしまうんだから。
でも、……。
どうかどうか、少しでもいいから無理なんてしないでね。
苦しまないでください。
お願いします。
ありがとうございます。 嬉しいです。 みなさまにもいいことがたくさんたくさんありますように。