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コラム「予告だけで書けちゃう」

今、Netflixを開いたらオススメに出てきたテレビ東京系のドラマ、「ソロ活女子のすすめ」が目に入り今日からぼちぼち観ようと思う
予告編でも世間一般のソロの印象として
「1人だとつまらない」
「1人だと美味しくない」
そんな偏見が描かれていたけれど、本当にそうだろうか?

私はそんな事はないと思う。但し、本当にその人それぞれの考え方によるかも。

私は基本ソロ活動が多い。友達とは年に数回食事くらい。

難易度順に手軽に出来るソロ活動をまとめてみた。

難易度低め

好きなカフェに入る、昼休みひとりでベンチでお弁当を食べる、ひとりで自宅で映画鑑賞

これはソロ活動の入り口にあたる。コーヒーのチェーン店系ならさらに難易度が低くなり、カフェのお洒落度合いが上がれば難易度は高くなる。自宅での時間の楽しみ方と言えば読書と映画鑑賞。ひとりの時間をどれだけ楽しめるかがコツ。ここを克服出来るとソロ活動のスタート

難易度中くらい

ひとりで立ち飲み屋に入る、吉野家に入る、立ち食いそばに入る、ひとりで映画を観る、美術館にいく、神社や寺に行く。

ポイント

立ち飲み屋に入ったら、周囲を観察、人気メニューを楽しむ、吉野家ではつゆだく以外も楽しんでみる(おしんこ乗せ、ネギだく等、常連の注文方法を参考にする)、立ち食い蕎麦は茹で卵も食べてみたり、おいなりさんも注文するなど、蕎麦屋らしさを楽しむ

難易度高め

ひとりでディズニーランドに行く、ひとりで旅行に行く、ひとりで少し立派なレストランに入る、ひとりでフェスに参加する

ポイント

ここは難易度が高い!通常であれば誰かと感動を共有したいところだが、自分の中にどれだけ思い出を残せて宝物に出来るかがポイント。ディズニーランドはいかにディズニーランドを愛しているかが試される。やってみた感想は、フェスは誰かと話したくなる、笑。お土産話や、不便な事や、そんなのを持ち帰るのも楽しい。

ディズニーランドは案外ひとりの方が、トイレや食事、気を使わなくても良いかも知れない。キャラクターやキャストさんがいるからあまりひとりの気にはならないかも。

これで200円!お金をかけない「最高」探しが楽しい
田代島の静かな雰囲気最高だった!

全てにおける共通点はひとりの時間を充実させられるか?その時に感じた事はすごく心に残る財産になる。

私の中の楽しかったソロ活

1.増上寺の朝勤行に参加する

東京に数日間泊まった時、朝はランニングをして、増上寺の朝勤行に参加した。毎朝6時からのお勤め。朝の住職の説法を聴き、そして総勢50人位の僧侶と一緒に読経するのはすごく迫力がある。心を込めて読経すると、全てリセットされ気持ちの良い一日を過ごせる。

2.鳴子温泉湯めぐり

宮城県大崎市鳴子温泉はお湯の数が全国でもトップクラス!たくさんの温泉に電車で移動して日帰り入浴を楽しむのが最高。公衆浴場であれば、200円位から楽しめる。また、早稲田大学の学生が戦後に採掘した早稲田桟敷湯は建物もスタイリッシュで楽しい。こちらは1時間千円で貸切風呂が楽しめる

鳴子の公衆浴場滝の湯は太い梁と高い天井が美しい
早稲田桟敷湯は建物がヨーロッパみたい
貸切風呂は天井が吹き抜けになっていて開放感が気持ちいい


滝の湯

早稲田桟敷湯

3.水上バスに乗る

東京に遊びに行って、徒歩の旅が大好きになった。電車以外も乗ってみたくて水上バスに乗ってみた。隅田川を船で通過しながら、いつもとは違う角度で景色を眺めて目的地に向かうのは楽しい。


4.ひとりで猫が島に行く

先日コラムに書いた、田代島へのひとり旅。船に乗って海を眺めて向かう。ぶらぶらと島を散歩。帰りは石巻市特産の牡蠣を破格の値段で食べたり最高だった

  「読んでニャ」

5.極寒の仙台でひとりでカフェのテラス席に座る

ある年の瀬、極寒の仙台の美術館のカフェのテラス席。シーンと静まり返ったテラスの席にひとりで座った。その日は満月がきれいだったので本当に幻想的だった。最高の空間だった。場所は宮城県美術館にある美しいカフェ「café mozart Figaro」だ。

静寂の最高さ
cafeモーツァルトにてマスクのモーツァルト
宮城県美術館から見上げた満月

6.ジム・ジャームッシュスレトロスペクティブに参加する

「パターソン」などで知られる映画監督のジム・ジャームッシュ。

文字通りジム・ジャームッシュ監督の作品がほぼ全て毎日鑑賞出来るイベント。自分にとって映画館で観たいジム・ジャームッシュはどれか?

考えて選ぶところも楽しい。映画2本鑑賞したから、お昼ご飯は節約しようとか、工夫して参加した。まるでお祭りのようだった。どんな人が鑑賞しているのか、そんな人間観察も楽しかった!話した事ないのに、この期間に何度か顔を合わせていると妙な一体感があった。

人間は、死ぬまで長い付き合いになるのは自分自身なんだそうだ。聞けば、そんなの当たり前じゃん、と思うかも知れない。

だが、自分というのは時に愛おしく、時に厄介なものだ。

そんな自分の良いところも悪いところも引っくるめ好きなったら、自分と一心同体になれたら、色んな気持ちや時間の使い方を学べると思う。

料理も書道も基本が大切だけれど、ひとりも「基本のひとり」をしっかりしておけば、1人が2人に、3人になったとしても、変わらない自分でいられるなあ、そう思う。

そして書いてみて思うのは、ひとりの思い出は結構楽しい。ていうか、かなり楽しい。それって嬉しくなる。

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