アーティストとして
「誠さんは、アート作品はつくらないのですか?」
ここ数回のnoteの記事を読んだ人にそう訊かれた。
質問の意図には「価値とは何か、お金とは何か」に関する考え方や新しくコンセプトを設計して建築で表現するぼくの在り方を見て「“アート”という表現に興味はないのか?」という意味合いが込められていた。
「いや、ぼくは自分のことをアーティストだと思っていますよ。むしろ、この世界にアーティストじゃない人間はいないですよ。人類皆アーティスト(笑)」
半分冗談、半分本気で笑って話を終わらせてしまったが、本音を言えば“アート”という表現方法には興味がある。
細かく言えば、クライアントワークだけではなく、自分の発意によって事業や建築をつくっていること(プレゼンテーションして価値を認めてもらうことも含めて)もアートの領域だと思っている。
さらに言えば、実は過去にいくつかアート作品をつくったことがある。
今回はその話をしてみよう。
公には出来ないけれど、ここだけで書くことが出来る情報も含めて、皆さんに共有出来ればと考えています。 建築業界の凝り固まった環境を見直しながら、新しい働き方や、経営方法、ブランディングについて綴っていきます。