コンスタントにおこなうことで、来てくれる人が増える
なお、写真はイスタンブール。なぜかというと、元の名前がコンスタンティノープルだから。ダジャレかよ。
NPO法人ルネスかごしまでは、毎週土曜日日曜日の10:00~13:30に「ひだまりカフェ」を行っています。今年はコロナの影響があり、施設(「かごしま市民福祉プラザ」という公共の施設を使っています)が使えなかったこともあり、2~3月はオンラインで行いました。それから、鹿児島なので、台風が来た時、そして、年末年始の休館時期は開催ができないのですが、それを除くと、毎週行っています。
毎週土日に10時から13時半まで、今の団体になってからは3年、前身の団体のころを含めると、17年くらい行っています。私はそのうちの7年ほど、毎週土日はそこにいます。風邪をひいてどうしても行くことができなかった時と、アタック25の予選会があった時だけ休みました。なんだよ、アタック25の予選会って。
正直に申し上げて、行くのきついなーと思うことがあります。ボランティアの方がいてくださって、早退をさせていただくこともありますし、自由な空間なので、散歩などに出ることもあるのですが、基本的に時間内はひだまりカフェの場所か、近くにおります。
相談に来る人は、なかなかいつ来るって言えないのです。ひだまりカフェがあることを知っていて、いつか行きたいと思っていても、今はその時ではないと思う方もおられるし、知らない人がいるところに行くことが不安で、なかなか最初の一歩が踏み出せない方もおられます。
ひだまりカフェは予約不要と告知しているのですが、お電話で予約をされる方もいらっしゃいます。知らない人と話す不安のある中で、やっとの思いで電話をして、予約をしても、その時間になると足がすくんで、ふるえて、最初の一歩を踏み出すことができない人もいらっしゃいます。
「今日行こう」と思った時に、やっていない、となると、次に「行こう」と思えるのはいつになるのか。
隔週にしてしまうと、人はけっこう間違えます。
あれ、第1・3だっけ。それとも2・4だっけ。
どっちかわからない、行ってみて無かったら嫌だから、じゃあ今日は行かないことにする。
そのような機会損失を防ぐためにも、毎週土日、決まった時間に行っています。
決まった時に決まった場所でやっているという安心感。
それが信頼を生み、一歩を踏み出す勇気を与えているのだとしたら、私は毎週ひだまりカフェを行うことをやめることができないなーと思うのです(ひだまりカフェのような場所が、世界中にできてきたら、やめてもいいなーとも思うのですが、それはまた、別の話)。
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