私が子供にスポーツを勧たい本当の理由ができました
私はたまに、気持ちが溢れると感極まって泣いてしまいます。
今日は、感極まって泣いてしまうほど素敵な事に出会えた事を紹介したいと思いnoteを開きました。
私は小学校の頃から中1までバレー部でした。県大会準優勝までが私の成績です。
それから月日が経ち、今、自分の子供が二人共幼稚園に行ったタイミングで幼稚園でやってるママさんバレーの体験へ行きました。
小学生の頃身につけたものは、意外と体に染み付いていて、すぐ、あの頃へ戻れました。
みんな褒めてくれるのが嬉しいし、健康の為に入部しました。
でも、その頃もう一つ、やりたいことは8年間止まっていた仕事復帰でした。私の労働でお金を貰えることは、専業主婦を8年間していた私にとっては社会からの孤立からの脱却と自己承認欲求が満たされる思いで嬉しく楽しい時間となりました。なので、今の私の中で、働くことが最優先事項だと伝えて入部しました。
しかし、ママさんバレーの区の大会に出た時、その優先順位が変ってしまいました。
試合前のとても緊張する感覚、それはメンバーみんなそうでした、それを、お互い色々な言葉でほぐしあったり、本番では、失敗した後、成功した体験を共に喜んだりしました。その体験は、小学生のころには感じたこと無い一体感でした。
小学生の頃より体力では劣るけど、気力がそれを上回り、技術は弱くても、気持ちが強くなっていたのです。私が親になって得たものは、自分のことばかりに集中せず全体を見ることができるようになったていたのです。
それが、親になった私達のバレーなんだと思いました。
失敗に落ち込む人を他のメンバーが駆け寄り励まし合い、次に少しでも出来るようになったら褒め合う。そして、次にまた繋げていき点を取った時得る快感は最高でした。2回戦で負けたけど、爽やかで、後悔より「もっと試合をしたい、挑みたい」という気持ちが湧きます。
これは一人では体験出来ない、まさに「チーム力」から得る快感でした。
この「チーム力」はそれぞれが成熟した人間でないと出来ません。許し、励まし、みんなで上のレベルへ行くこの「チーム力」はなかなかすぐ作れるものではありません。とても作るのが大変だと思います。しかし、それがたまたま良いメンバーが揃い出来たのだと思います。
この、軌跡を手放したくないし、ここで、私は燃え尽きるまでバレーに注ごうと決めました。
私のチームはまだ、優勝はしていませんが優勝に向かう過程をとても楽しめるチームです。
楽しんだ先に優勝があれば、こんなにハッピーな事はありません。
「スポーツはそんな甘いもんじゃない」
という声が聞こえてきそうですが、「チーム力」を武器に、もう少し、この感覚を楽しみながら次の試合に挑む私達を見守って欲しいです。
その先がどうなるのか、ワクワクが止まらず、ただ、まっすぐ進む私達のこの背中を子供にも見てほしいと思えました。
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