「結婚=ダイヤの指輪」はマーケティング戦略によってイメージが根付いたって話
どうも、たんぐです。
最近、結婚式に参加しまくってます。
コロナの影響で延期になってたので、
招待状が届きまくりです。
と、そういう機会が多いので
結婚式について考える機会も自然と多くなってきます。
今日は結婚式にまつわるエピソードを一つ。
とある企業のマーケティング戦略についてです。
僕が今回、紹介したい会社はデビアス社です。
この会社が世の中に与えた影響はかなり大きくて、
結婚式にダイヤの指輪を贈るという習慣を根付かせたのは
デビアス社なんですよね。
今では当たり前となってる習慣も
すべてはデビアス社のマーケティング戦略によるものです。
デビアス社はダイヤモンドの採掘や流通をおこなっており、
市場での世界シェアは5割を占めています。
そしてダイヤモンドを一気に広めるきっかけとなったのが、
ダイヤモンドのマーケティングキャンペーンで用いられたキャッチコピーです。
そのキャッチコピーは
「A Diamond Is Forever(ダイヤモンドは永遠の輝き)」
これは人類史上で最も成功したキャッチコピーと言われてます。
「ダイヤモンドは不滅で永遠に輝き続ける」というイメージが
結婚する際に誓う「永遠の愛」と紐づけられ、一気に庶民にまで認知が広まったそうです。
「高級だけど、永遠の愛を誓うためなら買ってもいいかな」
と富裕層だけではなく、庶民の購買意欲を駆り立てることに成功しました。
ちなみにですが、
「婚約指輪は給料の3か月分」とよく言われますね。
この言葉もデビアス社が広告で用いたコピーです。
話を戻しますね。
”ダイヤモンド”と聞くと、ほとんどの人が
・高級
・結婚の際に贈るもの
というイメージがあるのではないでしょうか。
このイメージが植え付けられていれば、
デビアス社のマーケティングは成功してるということです。
なんとなく、生まれたときから
「ダイヤモンド=高級」というイメージがあるのは
それだけ時代を超えて影響を与えてるキャッチコピーともいえます。
ゆえに、人類史上最も成功したキャッチコピーと言われてるんですよね。
もともとは結婚のときに
ダイヤの指輪を贈る習慣もなかったですが、
このキャンペーンのキャッチコピーの効力だけで
収監が根付いてしまうのは影響力がエグイです。
さらに、マーケティング的な意味合いでいうと
ダイヤモンドに「永遠の愛」というイメージを付けることで、
得することがありました。
それが市場を支配できたことです。
「永遠の愛」「不滅」などのイメージがあるため、
売ろうと考える人が少なく、中古市場に出回らなかったそうです。
デビアス社といえど、
さすがに中古市場は別市場なので、直接的にはコントロールできません。
しかし、イメージを植え付けることによるマーケティングが成功したことで別の市場までもコントロールしてしまったわけです。
こういったイメージは他の産物にもあって、
一種の幻想に似たようなものだと僕は思います。
”当たり前”になってるイメージは
それを誰かが作りだして植え付けた可能性があるわけです。
たとえば、脱毛とか。
男性でも脱毛するのがおかしくない時代になってますが、
これはイメージの植え付けのような気もしますね。
「脱毛しないとモテない」と考えたり、
「女の子は脱毛してる男性が好み」
と勝手に考えてしまうのは
誰かがあなたにそういったイメージを植え付けてるかもしれません。
こういったイメージは段々と当たり前になり、
”常識化”していきます。
しかし、本当に常識が正解であれば
世の中の大多数の人間は成功者です。
僕はこの考えがあるので、
自分が常識だと思い込んでるものでも
疑うようにしてます。
これは、思考を鍛えるためにかなり役立ってますね。
自分の脳みそで考える作業をせずに
文章を書くとコンテンツとして深みが全く出ません。
浅くて、薄っぺらい文章になってしまうんです。
これからも脳みそは鍛えていきたいので、
僕は常識を疑い続けてみます。
また、何か思うことがあればコンテンツにします。
今日は以上です。
それではーーー
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