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美しい彼とSKAM FRANCEの共通項     -日仏の美男子による魅惑的ボーイズラブ-

美しい彼とSKAM FRANCEの共通項 -日仏の美男子による魅惑的ボーイズラブ-

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出典: MBS毎日放送 美しい彼 公式HP(左)
      スカム・フランス 公式HP(右)

はじめに

久々にスカム・フランスを見たら、美しい彼を連想させる要素が結構あるな〜と気付いたので(あくまで主観的だが)
そうだ、まとめてみよう!と思い立った。

まずはじめに、美しい彼について既出済みの記事2つはこちら↓
①ドラマ編

②劇場版

上の2記事でも、長〜く語っておりますが、

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映画「美しい彼〜eternal〜」もやはり美しかった。

映画「美しい彼〜eternal〜」もやはり美しかった。

ようやく映画「美しい彼〜eternal〜」を見てきたので、簡潔に(あくまで自分基準)感想を綴りたい。

ちなみに、ドラマシーズン2で急に沼落ちし、勢いで初めて書いたnoteがこちら⬇️
(初投稿なのに予想以上のビュー数で驚愕&感謝)

またまた長くなってしまいそうなので、今回は3つのポイントに絞る。
全体に纏わる所感は、ドラマとほぼ同じということで。

①ドラマの延長線上でありながら、ドラマに比べ

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「美しい彼」の沼へ〜BLという枠を超えた、真っ直ぐなラブストーリー〜

「美しい彼」の沼へ〜BLという枠を超えた、真っ直ぐなラブストーリー〜

BL初心者が「BL」という括りではなく一つの作品として「美しい彼」に心を震わせた、ただそれだけのお話を長々とまじめに綴っていきます。

ドラマ「美しい彼」との唐突な出会い確かTikTokをぼーっと眺めていたら、ドラマ「美しい彼」の切り抜きが流れてきたのだとぼんやり記憶している。
ドラマのタイトル名だけは薄らと知っていたものの、主演キャストのお二人のことは名前も顔も存じ上げていなかった。
けれども、

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青春ドラマの中の惨劇、美しい別れ ―韓国ドラマ「二十五、二十一」の良さ―

青春ドラマの中の惨劇、美しい別れ ―韓国ドラマ「二十五、二十一」の良さ―

最近、世間よりだいぶ遅れて韓国ドラマ鑑賞にハマっているのですが、Netflixで配信されている「二十五、二十一」に心打たれ、いろいろと思うことがあったので綴りたい。

(主にエピソード15.16を中心とした感想で、かなりネタバレ要素ありです。)

唐突ですが、見ていて暗い気持ちになる作品より、明るい気持ちになれる作品が好きです。
メンタルがかき乱されないよう、自衛として深刻なテーマ題材のものは余程

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たりてなくても生きていける -だが、情熱はあるの若林正恭に食らった話-

たりてなくても生きていける -だが、情熱はあるの若林正恭に食らった話-

毎週の楽しみの一つが、ついに幕を閉じた。
おそらく私的ドラマ史に名を刻む一作となる、「だが、情熱はある」が最終話を迎えたのだ。
(13話目以降はこの現実世界で、サクセスストーリーになるまで物語が続くらしい。)

元々若林さんのエッセイ「社会人大学人見知り学部卒業見込」を読んだことがあり、その時は彼のことを芸人ではなく「生きづらい界のカリスマ」として崇拝したくなるほど、食らった。

日常の中の「あぁ

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映画記録「Summer of 85」

映画記録「Summer of 85」

「僕が死んだら、墓の上で踊れ」

1985年、フランス、水面が眩しい海辺の街。
16歳のアレックスと18歳のダヴィド、二人の青年の、友情を超えた愛のお話。

美しい恋愛には、儚さや脆さが付き物というのは通説的なことで、愛が朽ちてしまう最悪の瞬間が不意に訪れる…という展開はよく見るが、この映画では「終わる」こと、つまりダヴィドの死を初めから明示して物語が始まる構成だった。
ダヴィドの死後、アレックス

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