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チガヤ

チガヤ(千萱) 単子葉植物イネ科チガヤ属

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庭に生えると厄介なチガヤ。匍匐茎(ホフクケイ)はアスファルトも突き破る強さで、流石に石は回避しながらも、石の下を通って、陣地を広める最強雑草の一つ。

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せっかくのゴールデンウィークだが、外出は控えようというご時世に加わって、せっかく庭仕事をしようと思ったのに、
悪天候。それでも、こんなに雨が降った後は、地下茎雑草の除去日和、ということで、雨が上がった隙をついては庭に出て千萱掘りを楽しんでいます。

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しっかり水を含んだ土はチガヤの葉を引っ張ると面白いように、ピリピリと地下茎が剥がれてくる。そして、剥がれた先にはまたチガヤ…。地下茎を追って、掘り起こすと白い幼虫が至る所に。カブトムシなのかセミなのか、なんの幼虫かわからないので、とりあえず、又埋めてあげる。昆虫図鑑も作らねばなりませんね。ミミズも結構出てきて、憧れのミミズコンポストの夢もこの雨で時間が空い他ので、真剣に考える。

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晴れ間に少し作業しただけで、バケツいっぱい取れた地下茎はコンポストで調べると、分解に時間がかかるから入れないでください、的なことが書かれていて、どうしたもんやら。土のう袋堆肥で堆肥作りの「カドタ式」をやろうと、土のう袋を買ってきたので、乾燥させて、少しカットして、米のとぎ汁発酵液をぶち込もうかと思案中。
こういう強い野草は栄養がたっぷり(地下茎に澱粉が豊富らしい)なので、燃やさないで、何かに使えたらと考える。

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庭に生えては困るチガヤだが、強い地下茎で土手を固めたり、茅葺き屋根にしたり、以前は重宝していたよう。若い花穂は軟らかくて甘く、子供のおやつともなったとか。

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庭に生えては困るチガヤだが、強い地下茎で土手を固めたり、茅葺き屋根にしたり、以前は重宝していたよう。若い花穂は軟らかくて甘く、子供のおやつともなったとか。

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近所の休耕地にチガヤ畑(勝手に占領された?)があり、そこからウチに綿毛が飛んでくるのかもしれない。ここから草マルチはゲットできるので、やはりウチの庭には来ないで欲しい…。

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イネ科なので、ウチのワンは散歩の途中にムシャムシャすることもある。調べてみるとビオトープとかペットリーフとかベニチガヤ(紅茅)なる園芸種が出てきました。

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