キノコを愛でる日
きのこ狩りは好きじゃないし、おすすめする気もない。
知識のない人や、信頼関係のない人がとったキノコは食べたくない。
先日友人から、山であった知らないおじさんに、
「このキノコは美味しいから食べてみて」
と、もらったけど、よくわからないキノコで食べていいのか、あとなんのキノコか判断つくか?とメールがきた。
が、
正直、わかりません。
採取した場所や、群生してたか、キズつけたらどうなるかとかとか、判断材料はいろいろあっても、難しい。その道のプロならわかるんだろうけど、わたしにはむり。
そういえば昔、長野県で、
「生で食べられるくらい新鮮なえのきだよー。」
と、売っていたえのきを、すっかり信用して生食し(たしかサラダ)、腹を下したことがある。おばちゃんの冗談だったのか?いまだになぞ。
インドで水飲んでも下したことがないお腹。グルグルになったのは、あとにも先にもそのえのきと、銀座で食べた赤貝だけ。
かといって!キノコが嫌いかといえば、見るのはスキ。
ちょっと歩けばたくさん出会う。
たこ八さんは、
『食べられるキノコを採取、調べたい派』
わたしは、
『ただただ愛でる派』
きのこは、こわい。でも、かわいい。
一見、食べられそうな色をしてるやつが、けっこう見分けがつかず、厄介なのだ。
でも、山に住んで、同じ山を歩くと、少しずつ、なにがどこに出てくるのかわかってくる。
ここらへんのひとは、
アミタケ
サクラシメジ
が大好き。
「このキノコなんだろー、調べて食べてみよう。」
とかはしない。いつもだいたい同じ時期、同じ場所から、同じものを狙ってとる。
一緒になって取るうち、それは絶対に自信をもって、とれるようになる。
うちでは他にも、
バカマツタケ
タマゴタケ
アカヤマドリタケ
ムラサキシメジ
キクラゲ
なんかを採取。
今は、アミタケが美味しい時期。
写真、あえたばっかで泡立てるけど。
おいしい。
秋だなー。
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