短所は改善すべき課題か否か? 才能も同じで弱いところは手を付けない
面接などで性格について問われたとはありませんか?
就職面接で200人以上を見てきて気が付いたことがあります。
①自分の長所・短所を理解している人っていない
②そもそも性格とはなんぞや?
長所の代表例
優しい、我慢強い、粘り強い、真面目、正義感
短所の代表例
優柔不断、短気、あきらめやすい、流される
めんどくさがり
面接のときは、短所を言い換えてよく見せたり、改善してきたって言っている人が多い。
そうしないとアピールができないからね。
私が面接や振り返って思ったこと
その①
性格って誰が判断するの?
→親や兄弟、友達、先生などから言われることが多いと思います。
そうだとすると”相手から見た自分”であって自分ではない。
第三者によって変わる可能性がある。
信憑性がそもそもない
例えば 短気と思っていても、もっと短気な人がとなりに来たら
短気であるようには見えないかもしれない。
その②
状況により変わる
あなたが求められる環境や人によって性格的要素が変わる
その1と同じだが、短気が集まる集団では、自分は異質に見える。
例えば みんなで決める≒自分は決めない集団にいると 集団ではリーダー気質になるかもしれない
その③ 本題
短所って改善すべき課題であるか?
個人的には微妙
むしろ、長所を伸ばし、反対側(悪いほう)に振れないようにすることが大切。
優しさが反対に行くとメンタルがやられる可能性がある。
リーダーが反対に振れると、いじめ/蹴落としが起こるかもしれない。
お金を例にします。※才能も同じ
10000円札 500円玉 10円玉 1円玉
長所を10000円
短所を1円玉 とします。
例えば、短所を改善して100倍に成長させました!
1円玉を頑張って100倍にしたら100円です。
でも10000円札を頑張って2倍にしたら20000円です。
どっちが効率がいいでしょうか?
学校では頑張りを認めるため、1円を100倍にしたほうがすごいです。
才能も投資も”倍率だけみれば”そうですよね
手間は非常にかかり、非現実的
でも500円を2倍にしたり
10000円札を1.5倍にするだけでも、これらより大きな成長を見込めます。
しかも手間暇は少なく、現実的で経済的にも良い
気を付けることは、マイナスに振れないようにすること!
私はコーチングを受けていますが、先読みや解決策を見出す能力が人よりあるようです。
ある時、ネガティブなことを言われて最悪な未来しか見えなくなりました。
仕事も崩れる、家族も養えないなど、根拠もないのに思い込んで心身的に病んでいました。
ふと思うと、誰もそんなことは考えてないし起こってもいない。
先の10000円でいうと、ー10000円になった感じですね。
1円が―1円になっても誤差範囲ですが、-10000円はきつい…
★長所が悪いほうに振れた場合に短所どころではなくなります。
短所は悪いほうに振れても、いいほうに振れても大して変わりありません。
才能も同じです。
ならば、長所をそのままにして、短所を改善するよりも
長所はさらに伸ばして、悪いほうにしないような対応をすることが
自分らしく生きれるのではないかと思うのです。
いかがでしょうか?