外国語上達のために絶対必要なものって?
はじめまして。
Tandemという言語交換アプリを皆さんはご存知でしょうか。
このアプリについてもっと知ってもらいたいという想いから、noteを始めることになりました。
日本人スタッフのHitomiと申します。
Tandem(タンデム)って?
Tandemはドイツ生まれの言語交換(ランゲージエクスチェンジ)アプリです。
180ヶ国語以上に対応(世界各国の手話も含む)、全世界で数百万人の方にご利用いただいており、世界中の人たちと手軽に外国語会話レッスンをお楽しみいただけます。
無料メッセージ、音声 & ビデオチャット機能を使って、ネイティブスピーカーとマンツーマンで言語交換(ランゲージエクスチェンジ)が可能です。
現在、ドイツ・ベルリンのTandemオフィスには世界各国から集まった国際色豊かな仲間たちが働いています。
Tandemのスタッフの使用言語はなんと合わせて20言語にものぼります!
ちなみに、社内での共通言語は英語です。
今後noteでは、私を含めTandemのスタッフが自身の語学学習経験を通じて得た語学学習のコツなどを月に数回のペースでコラムとしてシェアしていきたいと思います。
語学学習に励む皆さんと一緒に、夢や目標を共有しあえるような空間にしていきたいです。
ところで、皆さんが外国語を勉強している理由は何でしょうか?
・英語を伸ばしてキャリアアップしたい
・語学の試験に合格したい
・留学したい
・国際的な仕事につきたい
・外国に住んで働いてみたい
・ワーキングホリデーに行きたい
・外国の文化が好き
・国際的な人間になりたい
・国境を越えて活躍したい
・旅がしたい
・外国人の友達がほしい
・外国人と結婚したので、相手の母国語や文化を学びたい
など、きっと様々な理由があると思います。
いずれにしても、これらの理由は、皆さんの夢そのものではないでしょうか。
私は、外国語は「夢」を叶えるためのツールだと思っています。
外国語が、新しい世界への扉を開いてくれるからです。
マルチリンガルを目指す
私は、日本語、英語、スペイン語、ドイツ語を話します。
私は子どもの頃から日本とアメリカを行き来しながら育ち、社会人になってからはニュージーランドとオーストラリアにも住んでいました。
よって、日本語と英語は成長しながら学んでいった2大言語です。
一方、スペイン語は30歳を過ぎてから、単純に「話せるようになりたい!」という情熱から学習を始め、メキシコシティに1年留学しました。
ドイツ語は、ベルリンに移住し、生活上必要であることから語学学校に通うなどして習得しました。
気づけば、メキシコ仕込みのスペイン語のおかげで、ベルリンでも中南米出身のラティーノの友人たちに囲まれています。
私自身の経験上からお話しすると、スペイン語学習の方がドイツ語学習よりもずっとスムーズに進みました。
私は元々、スペイン語圏(特に中南米)の映画や作家、音楽やアート全般に大きく影響を受けていたので、とにかくスペイン語が好きで、もっと学びたくてたまらない、という感じでした。
メキシコシティでは大学付属の語学学校で週5日間みっちりレッスンを受け、空き時間にもスペイン語で読書や映画観賞。
さらには現地のヨガ教室に通ったり、フィエスタ(パーティー)に出かけたり、タンデムパートナーとスペイン語と日本語を教えあったり、できる限りメキシコ人とスペイン語で交流するなどして(成り行きで全く知らない人の結婚式に出席したこともあります!)、1年のメキシコ滞在を終えた時には、「アクセントがないね!メキシコで育ったの?」と言われるレベルにまで上達することができました。
とにかく「好き!」「もっと喋れるようになりたい!」「楽しい!」という気持ちが自分をプッシュし、モチベーションになっていたのだと思います。
現在も、日々スペイン語での読書やニュース番組を見るなど続けていますが、毎日新しい単語や動詞に出会います。
加えて、中南米出身の友人達とのコミュニケーションでアウトプットを試みています。
語学学習が苦しい時もある
一方で、メキシコ留学後にベルリンに引っ越し、ドイツ語をゼロから勉強した際は、なかなか苦労しました。
今振り返れば、新しい生活の中、生きるためにドイツ語が必要なのでいち早く習得しなくてはいけないというプレッシャーを自分にかけすぎていたのだと思います。
フリーランスの仕事をフルタイムでこなしながら、Volkshochschuleと呼ばれる市民学校で週3日間、最低レベルのA.1.1からC.1.1までおよそ2年ほど受講しました。
ドイツ語と仕事のことで、毎日頭はパンク寸前。
あまり遊びに行く時間も体力も残っていなかった気がします。
結局、TELCのB2レベルの試験に合格したタイミングで、ここで学校は一区切りつけてお休みしようと決めました。
その後、少し気が楽になり、映画やテレビ、新聞や実生活の中で、楽しみながら無理のない範囲でドイツ語を学べるようになったという印象です。
しかし、未だにドイツ語を母国語とする友人を作るのは本当に難しい!
明らかにドイツに移民としてやってきている人の方が友達になりやすいのです。
語学の勉強を継続させるには?
以上の私の例を見ての通り、必要に迫られて追われるように勉強するよりは、「楽しい!」「好き!」と思いながら、追いかけるように勉強するほうが確実に効果があります。
語学の習得には、何よりも時間をかけることが必要です。
そして、時間をかけながらの学習を継続させるためには、時間も、努力も、そして情熱も投資しなければなりません。
つまり、好きな相手であればあるほど、長続きします。(なんだか恋みたい!)
ですから、外国語を勉強するにあたっては、是非とも好きな言語を選んでほしいです。
さらには、その言語圏の文化も大好きであることが理想的です。
つまり、外国語をマスターするためには、まず「夢」が必要なんです。
そして、その夢を叶えるためのツールが、外国語なのです。
・皆さんの外国語学習の理由の先にある夢は、何でしょうか?
・そして、もう一つ大事なこと。今勉強中の外国語のネイティブスピーカーのお友達はいますか?
ネイティブスピーカーと出会う機会がない方は、是非Tandemのアプリで、言語交換のパートナーを探してみてはいかがでしょうか。
語学を上達させるには、ネイティブスピーカーとの会話の積み重ねが絶対に必要です。
日本語を勉強したいと思っている相手となら、ずっと会話しやすいですよ!
また、このようなランゲージエクスチェンジアプリで異性ばかりからメッセージが来るのが嫌という方もいることでしょう。
その場合は、同性のユーザーのみに指定してタンデムパートナーを探すことができますよ。
(私自身もそうしています。)
皆さんの夢を実現させる道のりの中で、Tandemのアプリが少しでもお役に立てれば嬉しい限りです!
noteで、沢山の方々と交流できるのを楽しみにしています。
今後とも、どうぞよろしくお願いします!
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