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『価値をつくって提供できる人』の思考パターン
こんにちは。
『心と身体の健康が第一』なキャリア構築と組織経営で健康寿命を延ばしたいライフデザイントレーナーの丹後友里です(@LDT_ytango0630)。
今日のnoteは最近モヤっとした『健康意識に関する見解の相違』から、自分の仕事に価値を作っていける人ってこういうことなんだろうなと感じたことについて書いていこうと思います。
ぜひ皆さんの見解も知りたいので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
■『知識があるから』で分かれ目になる
先日7月に手術をすることを知っている知人から体調について気遣われた時のことです。
知人「体調大丈夫ですか?」
私「はい!辛い時も多少ありましたが
今は大丈夫ですよ」
知人「それでもあまり無理はしないでくださいね」
私「ありがとうございます。
一応医療職出身なので、
ある程度の症状について理解はありますし、
今はその反応を実際に体験できて
むしろ楽しんでいます。笑」
知人「予備知識があるからこそでしょうが、
知識があるからといって
無理して身体を壊しては本末ですよ」
おわかりいただけたでしょうか?笑
そして、皆さんはどう感じましたか?
私の視点からすると、私の意図が伝わらず微妙に会話がかみ合っていないと感じました。
まず私が伝えたかったことは、
『知識があるから目の前の状況を実際に体験できて面白くて楽しんでいる』
ことなんですがどうやら知人にはそれが
『強がり』
に映ったようです。
私は面白いなと思いました。
それと同時に、人の本質的な思考パターンも垣間見えた感じもしました。
皆さんは真新しい知識や情報を手にして、それを実際に使った時どんなことを考えますか?
ポジティブに捉えて行動することができた。
ネガティブに捉えてしまい行動できそうにない。
それのどちらが良いか悪いとかではなく、(個人的な見解ですが)『世の中に価値を提供していきたい』と考える思考の人は総じて『ポジティブ』に物事を捉えることが多いのではないかと感じたんです。
■『じゃあ、あれやってみよう!』が最初の一歩をつくる
今回私は7月に子宮筋腫の手術を受けることにしたんですが、その術前治療として『女性ホルモンの分泌を抑える』注射を手術日までに3回打つことになっています(現時点で2回摂取済み)。
なぜ子宮筋腫の手術にホルモンの分泌を抑える注射をするかというと、子宮筋腫自体が『女性ホルモンの分泌で大きくなる』からです。
なので、分泌を抑える=閉経させ、子宮筋腫のサイズダウンを狙います。
しかし、その際閉経していく=『更年期』のような状態になるため、その症状が引き起こるんです(個人差あり)。
ですが、その際『その注射を打つとどんな症状になるか』について予め説明を受けています。
つまり、今身体に生じている症状について、
◎具体的にどんな症状が起きるのか
『具体例』を明示してもらっている
◎ ↑ の症状が起こる仕組みがわかっているので
軽減できそうな対策を取っている
というだけなんです。
全然強がっていませんし、むしろ
「こんな感じなのね!?( *´艸`)じゃあ○○試してみよう!」
と楽しんでいます。
なぜ自分の身体に起こる不調について楽しめているのか?
理由は簡単。
『私が健康サービスを提供する側の人間』だからです。
つまり、目の前の現象について、自分が実際に感じている感覚を客観的に自覚・分析し、対策を講じて結果を出すことをやるからこそ、それが後に誰かへの知識・技術提供に繋がります。
しかしこれも考えてみたら、柔道整復師として新米の頃に先輩から言われた
『丹後ちゃん柔道整復師なんでしょ?
だったら自分のケガくらい自分で治せないとさ。
それにここでちゃんと治すことができたら、
今度は患者さんに使って治療できるでしょ』
という言葉が根底にあるんだと思います。笑
今回はあくまで『病気』という一般的にネガティブな印象を持つケースだったからこそ両極端に分かれたかもしれません。
しかし、本質を考えると、健康だろうがキャリアだろうがビジネスだろうが、皆同じです。
目の前のことについて、知識や技術がある中で行動を起こせるか否か。
それが自分自身の在り方や生き方に大きく関わってくるのではないかと私は思います。
■ 価値を生み出して提供できる人の多くは『主体的に自分を客観視し物事に自覚的』である
「原体験がある」
「私にはそんなのない」
などと言うことがあるかもしれません。
私の個人的な見解では、
価値を生み出して
世の中に提供している人には
『主体的な原体験』がある
と思っています。
ここで特にお伝えしたいのが、普通の原体験ではなく『主体的に獲得した』原体験です。
私が思う価値を生む原体験は、降って湧いてくるものではなく、自ら考えて獲りに行ったものです。
私自身はまだそういう域には達していませんが、私の周りにいて私が追いかける素晴らしい皆さんたちは少なくともご自身の生き方・働き方・仕事・生活について、何かした『主体的に獲得した原体験』を持っている方が多いと感じているからです。
そうなるためにも、まずは目の前のことについて
「それってどういうこと?あ、こういうことね!」
と主体的に
見て、
触って(体感して)、
その内容を観察・分析して、
自分なりの結論を出すこと
を心掛けるのが良いのではないかと思います。
ネガティブなことも視点を変えれば新しい可能性の切れ端かもしれません。
先入観を持って物事を見て後ろに下がるのではなく、少しでも疑問・興味を持って前に進み情報や知識を獲りに行く姿勢こそが、最初の一歩化と思います。(もちろん情報・知識の出どころは要注意です)
そこから自分の価値観に基づいて、行動するか否かを決めればいいと思います。
皆さんもぜひ、日頃の生活や仕事について細かいところまで目を凝らして見つめてみて、ふりかえりをしてみませんか?