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【LINEコラム】ちょい足し一品で生活習慣病を予防!『酢玉ねぎ』の健康効果とそのつくり方(2022.6.20配信)
こんにちは。
本質的な健康施策で働く人の自己実現と組織力向上を支援するライフデザインファシリテーターの丹後友里です(@tanchan0630)。
もともと学生時代はかなり太っていたのですが、短大を卒業後水泳のコーチの仕事をするようになってそこそこな運動量をこなしていたら1年で‐16kg落ちまして。
元来筋肉量が多かった私はしばらくその体型を保っていましたが、柔道整復師の仕事やデスクワークになったことで水泳コーチ程の運動量が得られなくなり、徐々に体重増加に。そしてそれは筋肉の間に脂肪が入り込み太る『固太り』体質へと進化したため、ちょっとやそっとの運動では贅肉が取れなくなってしまっていたのです。
しかし、最近水泳を本格的にやり出したら、コーチ現役時代以上に泳げるようになるだけでなく、途端に全身の贅肉たちが取れだしてきたのでご満悦な日々を過ごしています。
はい、そんなことはどうでもよくてですね。
前回のコラムでも触れましたが、私は今年の健康診断で下の血圧が軽度異常だったことから『若年層での下の血圧が高いのは動脈硬化が疑われる』ということで、手術後の経過もかなり良好なので本格的な有酸素運動を開始したわけですが、そんな私の血圧を心配してか、先日母からこんなものをいただきました。
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皆さん、これが何かわかりますか?『酢玉ねぎ』というそうです。
今回のコラムは母からもらったこの【 酢玉ねぎの健康効果とつくり方 】についてお届けしようと思います。
まずは、『玉ねぎ』自体の健康効果についてです。
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ざっくり言うと『血液をさらさらにしてくれる』ということ。これは割と皆さんご存知かと思います。
ではなぜ『血液がさらさらになる』と良いのか?
それは、日頃の栄養・運動・水分不足によって『血液の流れが鈍化する』ということが命に係わる病気を引き起こすという前提が絡みます。
血管は外・中・内と3枚の膜によってつくられており、特に大事なのは内膜にある『血管内皮細胞』という細胞です。
![](https://assets.st-note.com/img/1655693274551-uyYKuxluRe.png?width=1200)
血管内皮細胞の役割は、
・血管の緊張度や血管透過性の調節
・血管新生
・抗炎症
・凝血促進
・血管内皮細胞による抗血栓作用
など多様な機能を有します。
簡単に言うと、血管の『柔らかく栄養の通り道がスムーズ』であったり、『炎症を防いだ』り、『血液の塊(血栓)をできなくする』といった感じですね。この血管内皮細胞が悪くなってしまうと……
![](https://assets.st-note.com/img/1655691788684-IJ2KrnA3bI.png?width=1200)
という流れでTHE ENDに。
特に怖いのは、心血管疾患は『サイレントキラー』ということで自覚症状がないまま悪化が進行し、ある時プツッとなってしまうこと。だからこそ、日頃からの細やかな管理が必要になってきます。
こうした心血管疾患や動脈硬化などの循環器疾患において重要なのが『血管を元気にする』ことです。
先述の玉ねぎの効果でいうと
・血小板凝集抑制性作用
(血液を固まりすぎるのを防ぐ)
・血液凝固抑制作用
(血液の塊をつくらないようにする)
・血栓溶解作用
(血液の塊を溶かしてくれる)
・抗酸化作用
(ストレスを受けて傷ついても修復できる)
・血圧下降作用
(血圧を下げてくれる=血管に負担をかけない)
・動脈硬化予防
になりますね。また、運動不足や水分不足が絡んでくるのは、
◎血流を良くする補助が筋肉
(特にふくらはぎ=第二の心臓)
◎そもそもの血管内には水分が必要
だからです。
筋肉が動くことで血管が刺激を受けて血液を押し流していきます。その際に筋肉が弱くなっていると血液を押し上げることができず流れが鈍化し固まりやすくなってしまいます。
また、塩分の取り過ぎなどで血管内の水分が少なくなってしまうと、血液の流れが鈍化してしまいます(ここで血行不良による酸欠で引き起こる『緊張型頭痛』なども出ます)。血液の流れを鈍化させないために筋肉から水分を供給してもらおうと働きかけてしまうため、筋肉は水分を奪われてより硬くボソボソになり、ケガをしやすくなる。だからこそ、水分を摂る必要があります。
ちなみに、血管内皮細胞を元気にするために必要な運動量はこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1655693296433-Pdkp5QtEb2.png?width=1200)
あ、私の水泳入っていますね!しかも1回に60~90分、週2回行っていますので、ギリ合格ラインでしょうか。また、以前紹介した『(インターバル)速歩』も入っています。
というわけで、玉ねぎの健康効果と心血管疾患の関連性について書いてきましたが、ここから『酢玉ねぎ』の健康効果の紹介になります。
【 酢玉ねぎの健康効果 】
① 脂質改善
② 降圧(血圧を下げる)
③ 血糖改善
④ 血流改善
⑤ 抗炎症・殺菌
⑥ ストレス緩和
⑦ 疲労回復
わぁ、いっぱいありますね。そのほとんどが玉ねぎ自体の効果と被るところがあると思いますが、『酢』や『はちみつ』が加わっていることで疲労回復など玉ねぎだけでは得られない効果もあります。
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他のつくり方では『はちみつ』を加えている方 ↓ もいます。
こちらのつくり方はこんな感じ
【 材料 】
・玉ねぎ:大2個
・米酢:150ml
・はちみつ:1/2カップ
・塩:小さじ1
【 つくり方 】
① 玉ねぎを薄切りにする
② ①を保存器に入れ、②を加えて良く混ぜる
③ 冷蔵庫で5日ほど寝かせる
※消費期限:冷蔵庫保存で2週間ほど
ちなみに母は、5日も寝かせなくても30分くらいでも十分美味しいと言っていましたが、味の好みがあると思いますので、初めて試される方は1日ずつ味の変化を堪能してみるのもいいかもしれません。
実際に母からいただいた酢玉ねぎは甘味控えめではあるものの、甘酸っぱさがくせになり、単体でも美味しく食べていますが、それをみじん切りにして納豆に入れて食べると最高に美味しいのです。
母曰く、
「シークワーサーをかけるともっとさっぱりして美味しいよ」
とのことです。
これからの夏に向けて少しでもさっぱりした口当たりは貴重かもしれませんね。ちょい足し一品で健康効果倍増にしていけたらと思っています。
ちなみにシークワーサーには『脳の記憶細胞を活性化させて記憶力を増強させる』効果もあります(私と66歳の母の脳の記憶細胞の年齢は同じ20代です)。最近の研究では脳の神経細胞は年齢に関係なくストレスで傷ついても再生することがわかってきています。それには日頃の食生活だったり、運動の習慣が欠かせないと言われています。
皆さんもぜひ、この夏は『酢玉ねぎ』で体内環境を整えて、夏バテ知らずで夏を楽しみませんか?つくり方は簡単なので挑戦してみて、感想を教えてくれると嬉しいです!
今週も最後までお読みくださりありがとうございました!
今週のコラム、いかがでしたでしょうか?少しでも皆さんの健康力向上にお役に立てできましたら幸いです。
また、コラムの内容について質問・疑問・感想などはトーク画面よりお気軽に投稿ください (*^^*)/
毎週のコラムのテーマも絶賛募集中なのでぜひアンケート回答にもお気軽にお答えいただけると嬉しいです!
それでは今週も体調管理に気をつけて良い1週間をお過ごしください!
ここから先は
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