【LINEコラム】急性期のケガにも慢性痛にも良く効く!整骨院のおすすめ電気治療『立体動波』の仕組みと効果を紹介(2022.11.21配信)
こんにちは。
個別×本質的な健康づくりで働く人のQOL向上をサポートするライフデザインファシリテーターの丹後友里です(@tanchan0630)。
先週ぎっくり腰をやりました。
しかも、大事な水泳指導員の研修試験の前々日に。
社会人人生で初めて「ぎっくり腰になったので仕事を休みたい(+翌日試験なので)」と職場に伝えた時の恥ずかしさと情けなさ。
猿も木から落ちる、犬も歩けば棒に当たる。改めて自分の身体のケアをしっかりしていこうと思いました。
そんな今週のコラムでは、私のぎっくり腰の再発防止のためにケアしに行った整骨院で使った
【 おすすめ物理療法:立体動波 】
について紹介していきます!
整骨院にはいろんな施術メニューがあり、なかでも電気治療は割と目にすることが多いと思います。そんな電気治療の中でも、私が整骨院勤務時代にいろんな整骨院を渡り、さまざまな物理療法を習得してきた中で、特段おすすめする物理療法をご紹介していきます。
それではご覧ください!
通称『立体動波』治療です。
整骨院に行かれたことがある方は多少お分かりかと思いますが、だいたい施術の前後にパットを置かれて電気を流されますよね。その時に使われている電気と、これの何が違うのか。
それは、
そう、通常の電気治療は表面的で一方通行的動きの電流なので浅い組織しかアプローチできない電気なのですが、この立体動波(イトーES5000)では電気の種類を使い分けることができるため、さまざまな症状への対応が可能になっています。
私が今回お世話になったのは(多分)【 立体動波モード 】かと思います。
私の場合、ケガをしてから4日目に行っているので一番症状がキツイ状態は抜けています。ただ、まだ名残があったり、油断すると悪化させてしまいかねない状況ではあるので、余計な強張りや硬さを取り除くのと一緒に、痛めた場所の周辺箇所の動きを寄り出しやすくすることで、患部に負担をかけずに一定の動きを出すことができるようにケアする必要があります。
整体の施術で患部周辺の筋肉の硬さ・動きの悪さを取ることで痛めた箇所の強張りを間接的に取り除き、立体動波で患部をさらに緩めていくという感じでしょうか。
筋肉はミルフィーユのように何層にも渡って重なっており、関節の動きの関係であらゆる方向から骨についています。だからこそ、日々の細やかで複雑な動きにも容易にできるようになっているのですが、ケガをしてしまうとその動きもスムーズに行えなくなります。
痛めた箇所に負担をかけている原因が、別の場所の奥深いところにある筋肉の場合、いくら表面を手でほぐしたところで限界はあるのです。
また、痛めた直後というのは刺激に対して非常に敏感になっています。何せ自分の身体が攻撃によって弱ってしまっているため、あらゆる外部からの刺激は『自分たちの生命を脅かす敵』という認識になっているため、ケガ直後の患部や身体というのはとても繊細なんです。
だからこそ、余計なストレスを与えない(ストレスを与えると余計に患部を守ろうとして硬くなるためほぐしにくくなる)ためにも、強刺激よりも低刺激で不快感を出さない(痛みから解放しリラックスさせる=副交感神経優位=筋肉の緊張が弱まる)ようにするのが第一です。
立体動波はそういう点においても優秀で、通常の電気治療よりも低刺激でかつしっかり奥まで電気が届き、患部の硬さを取り除いてくれるので、処置後の身体の動きやすさや痛みの低減度合いが段違いになります。
加えてお伝えすると、個人的にはケガをした直後は立体動波よりも『3D MENSモード(3D マイクロカレント療法)』がいいかなと感じるケースもあります。
この『マイクロカレント療法』というのは私たちの身体に流れている生体電流と同じようなレベルの電流でほとんど刺激がなく、神経や筋肉を興奮させない『微弱電流』を使って傷ついた組織の修復を早め、ケガの治癒を促進する電気治療です。
以前勤めていた整骨院には首から下げるタイプの小型治療器があり、中学・高校生の運動部の学生さんが近々で試合に出なければならないなど、治療に時間がない時には『包帯固定と一緒に1日中電気治療をしている』状況を作って3~4日後にある試合に向けて備え、結果活躍することができたなど、スポーツ現場でも重宝する代物です(もちろん一般の治療にも役立てれます)。
そんなマイクロカレント療法を、この『イトーES5000』では3Dでより広範囲かつ深部に送り届けることができるため、より一層ケガの回復に役立つことと思います。
ならないに越したことはありませんが、もし私のようにぎっくり腰になってしまった、慢性的な腰痛・肩こりで急に症状が強くなってきた場合は、リラクゼーションでのもみほぐしも悪くはありませんが、治ることはありません。
『治したい(痛みを取り除いて無くしたい)』と思うなら、整骨院がおすすめです(これもピンキリあるので絶対視するつもりはありませんが)。その際の『整骨院選び』の基準の1つに、今回ご紹介した『立体動波治療』も入れていただけると、より早く痛みを痛みを取ることができ、かつ早々にやりたいことができるようなパフォーマンスがつくれるかと思います(そのための大前提として医療職者の治療に対するアドバイスの実践は最低限必要事項です)。
この他にも『3D EMSモード』を使えば、弱っている筋肉に直接電気を流すことで『筋トレ』を行うことができます。
脚周りの筋力の低下によって膝の関節を支えられなくなり、軟骨同士がぶつかって削れる・欠けるなどして起こる膝関節症などで使う場合もあれば、姿勢が悪いことで起こる腰痛症などで腹筋の筋力低下が原因の場合でも使うことができますし、スポーツ選手の筋力強化のサポートツールとしても使われることもあります。
幅広く対応できるのがこの立体動波の良いところですね。
と仰る方も中にはいますがそれは
『どの症状に対して、何の電気を使っているか』
これが明確ではない場合は、無価値になるケースもあると思います。少なくとも立体動波はエビデンスがある治療方法ですから、一定の効果はあると私は考えています(実際に体験してますしね)。
整骨院に行く機会がある場合は、ぜひ疑わずに立体動波をお試しいただけると嬉しいです!
今週も最後までお読みくださりありがとうございました!
今週のコラム、いかがでしたでしょうか?
今回は参考記事ではなく、私の実体験をもとに既存の治療法についてご紹介させていただきました。いや、本当、立体動波最高です。ちなみに電気を流す時に感じる強度感は『ちょっと痛いかも』くらいがいいです。
立体的なうねりに身を任せて力抜いてると、だんだん慣れてきます。症状も落ち着いて治ってくると電気の強度もどんどん小さくなっていきますのでご安心を。
今日のコラムが少しでも皆さんの健康力向上にお役に立てできましたら幸いです。
今週も体調管理に気をつけて良い1週間をお過ごしください!
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