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ラディカル・アクセプタンス(ネガティブ感情から抜け出す「受け入れる技術」で人生が変わる(23)

こちらの本を、読書会で読んでおります。
Clubhouseで17時30分から15分間。

第4章 無条件な優しさ:ラディカル・アクセプタンスの心髄
【人生に対して「はい」と言う】

この「はい」の練習は私たちが今経験していることのみにではなく、人生そのものに対しても当てはめることができます。

こちらのセクションを読んで「ピーン!」ときたのが、
ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」の中の一節です。
『それでも人生にイエスと言おう』

「どんな時にも人生には意味がある。未来で待っている人や何かがあり、そのために今すべきことが必ずある」

もう一つ
これは漫画本ですが、業田良家:作で、映画化もされています。
「自虐の詩」上下
人生には…幸・不幸があるんじゃない「○○」があるんだ。
と主人公の女性が最後に語るんですが、そこにも通じるものがあるかなと感じています。

本書に戻ります。

私たちは、どうしても「完璧」を目指して生きる傾向が強いですね。
それが「良し」とされた時代や社会に生きてきたからだとも思いますが…。

「自分のパフォーマンス」を一歩下がって、客観的にみると…
マーラの影が現れ自分の人生はうまくいっていないと感じることもしばしば。いや、私の場合はしょっちゅうかもしれない。

そこで、このセクションでは、
禅の師で、自然食料理レストランの創業者でもある「エド・ブラウン」が登場します。
彼は料理の腕にも長けていたのですが、コックの卵時代に、何故か「スコーン」が上手くできないという問題に直面していました。

何が彼に「スコーン」が出来ないと感じさせていたのか。

彼は完璧にパッケージングされ製造された製品と比較することで「何かが欠けている」と感じてしまっていたのです。
「今どきのスコーン」という思い込みから生まれた「完璧標準」と自分を比較することをやめてみる。
そのことで、今自分が生きている人生に対して誇りを持ち、感謝し、存分に味わい、楽しむことができるのです。

人生はこうあるべきというアイディアを捨て去ることで心の底からイエス、はい、自分の人生はこれでよいのだ、と思えるようになるのです。







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