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直接的な自傷行為 10

♠どんな病気か②
自傷行為をする人は、その行為が他人から見て咎められるようなものだということは認識しており、
直接的な自傷行為を説明すると次のようにも表現できる。

自傷行為とは、自殺以外の目的から、非致死性の予測をもって(『これくらいであれば死ぬことはない』と予測して)故意に自らの身体に、直接的に、軽度の損傷を与える行為のこと。その行為が心理的に、あるいは対人関係的に好ましい変化をもたらすことで、その効果を求めて繰り返される傾向。

また自傷行為自体は、他の精神疾患や神経発達障害から引き起こされるものとは区別され、せん妄(意識障害)状態の時に自分を何かに打ちつけたり、神経発達障害による常同行為の中で皮膚を傷つけたりするような場合は、この括りの中からは除外する。

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