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ラディカル・アクセプタンス(ネガティブ感情から抜け出す「受け入れる技術」で人生が変わる(48)

こちらの本を、読書会で読んでおります。
Clubhouseで17時30分から15分間。

第7章 恐怖に直面しながら心を開く
【恐怖の拠り所

恐怖に抵抗したり、避けようとすれば目覚めへの絶好の機会を逃すことなります。・・・詩人のリルケはこう書きます。

苦痛に悶える夜 なぜもっと膝を深くつき君を受け止めなかったのだろう
やるせない苦痛の姉妹よ なぜ 君のおろした髪に 身を委ねなかったのだろう
我々は 痛みの先に 終焉があるかどうか擬視し続けて
痛みを なぜ無駄にするのだろう
痛みは 私達にとって単なる冬という季節にすぎないというのに・・・

恐怖の終焉を待っているだけでは、暗い夜に身を委ねることで発見できる、純粋で愛に満ちた存在感を見出すことはできません。私たちは死や喪失という人生の必然の流れに身を委ねることでしか自由になれないのです。

日常の不安感を通して練習し、継続的に起こる喪失にラディカル・アクセプタンスで対応する能力は、練習とともに増していき、いつしか一番恐れる死そのものへの恐怖さえも受け入れることができると気づくのです。

恐怖と直面するのだという意欲は、私たちをトランスから解放し、気づきの意識という賜物を授けるだけでなく、あらゆる自由の源、私たちの真の住みかである究極の心のふるさとに私たちを導いてくれるのです。


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