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梅仕事、待ち仕事

昨日のサウンド投稿で、
梅シロップを仕込んだこと。
仕込んで2週間経ち、開封したこと。
飲んでみたら、とっても美味しかったこと。
そんなことを話してみました。

話したら写真も載せてみたくなって。
梅をもいで仕込んで出来上がる過程を載せてみようと思います。

事の発端はお隣さんの梅。
毎年立派に実らせるお隣さんの梅ですが、特に収穫もされずにいました。
ずっと気になっていた梅仕事。

「あの梅、取らせてもらって良いですか?」

そう聞くと「ええで〜」快く言ってもらえていざ、梅収穫。

立派な梅!
冷凍すると組織が壊れやすく漬かりやすいというので、梅の実をしばらく冷凍しておきます。
そのまましばらく放置され(笑)
さぁ、仕込むぞ!

用意したもの
・ヘタを取った梅4kg
・氷砂糖4kg
・お酢80cc

アルコール消毒した保存瓶に、梅と氷砂糖を交互に重ねて、最後にお酢をほんの少し入れて蓋をする。
あとは漬かるまで待つだけ。

待つだけ。

梅シロップは発酵とはまた違いますが、
発酵やこうした仕込み、大好きです。
元々あったものに手を加え、酵母や酵素の力を借りて、時間をかけて別の美味しいものに変化していく。

目に見えないところで醸している仕事人(酵母)たち。

目に見えないから、より、壮大なストーリーを感じるし、ロマンがあるなと感じるんです。
普段は超がつくくらいのせっかち者ですが、発酵で待つ時間はなかなかに好きな時間。

お味噌を作る時に教えてもらった言葉。
「上手に待つことが出来たら、美味しい味噌が出来るよ」

発酵は、待ち仕事。
梅仕事も、待ち仕事。

丸2週間経ち、梅の実もすっかりシワシワになりエキスが出てる。
神妙に開封の儀を執り行います。

見た目の色の薄さに反してしっかりと濃い味。
梅の酸味と甘さがトロッとしてて。
爽やか美味しいシロップが出来ました。
炭酸水で割っても、焼酎+炭酸水で自家製梅酎ハイでも。なんて美味しいんだ。
しばらく晩酌はこれで決まり。
飲んだらなくなるけれど、そんな儚さも良いなと思う。

待ち仕事は楽しごと(たのしごと)。

#梅仕事 #梅シロップ #自家製 #手仕事 #発酵 #醸す

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