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【おいしすぎない】そよ風のように軽やかな納豆パスタ

パスタは楽だし、失敗も少ない。たまにソースが少なめで、わしわし食べる感じになってしまうこともあるけど、それも決してまずくはない。でも、とりあえずにんにく入れないとという固定概念に縛られていませんか?もちろんおいしいんですよ。おいしいんですけど、主張強すぎてたまに疲れる。

だから今回は、にんにくやめました。「はぁ〜うまかった!」という満足感ではなく、「なんかいいね」みたいなさらっとした感想が似合うパスタを目指しました。そもそも自分で作る料理においしさ求め過ぎじゃないですか?おいしすぎないのもまた魅力。ほっとするために料理を作っても良いのです。

具材はええぃと納豆のみ。茹でて和えるだけ。朝からだって食べられそうな軽やかなパスタです。

干し生姜をぽとんと落としてみる

カラカラ干し生姜。あるとうれしい。

納豆パスタのレシピはWeb上でもたくさん紹介されています。めんつゆやバター、にんにくを使ったものが多く、もちろんそれもとってもおいしいし、そんな気分のときもあります。でも、もっと日常的な納豆ご飯と同じ感覚で食べられるようなパスタも良くないですか?

ただ和えるだけではつまらないので、茹でるときに干し生姜をポトンと落として、煮出してみました。入れると入れないで大きな差は感じにくいかもしれませんが、少し爽やかな風味がプラスされたような気がして、なんだかうれしくなります。

納豆とパスタのみ。いつでも食べられる。

茹でる時の塩を塩麹に置き換えても作ってみましたが、吹きこぼれやすくなるので、いまひとつ。また、湯をすべて吸わせるワンポットでも作ってみました。ソースがしっかり絡んでこれはこれでおいしいのですが、もったり感があってイメージとは違いました。

もしかしたら物足りなさを感じる人もいるかもですが、一度作ってみて、後から調味料を足して自分好みに調節してみてくださいね。

材料(1人分) 所要時間15分
パスタ 100g
水 1L
塩 小さじ1(5g。湯量の0.5%)
干し生姜 5、6枚(生でもOK。なんならなくても良いですよ)
オリーブオイル 適量

ソース
納豆 1パック
しょうゆ 小さじ1
砂糖 小さじ1

お好みでブラックペッパー・パセリ・白ワインビネガー・レモン汁などでカスタムしてください。味が物足りなければ、塩やしょうゆを足してもOK 。自由に作ってくださいね。

作り方
1 鍋に水1Lと干し生姜を入れて、とろ火から沸騰させる
2 沸騰したら塩小さじ1(5g)を投入し、パスタを茹でる
3 パスタを茹でている間にソース材料を混ぜ合わせる
4 パスタが茹であがればソースに絡める
5 オリーブオイルを絡める
6 お好みでパセリやブラックペッパーを振りかける

レシピのポイント

  • 干し生姜を煮出す

  • オリーブオイルは最後に

干し生姜を煮出す

干し生姜を煮出す。絶妙なアクセント。

正直、明確な差は感じづらいかもしれませんが、パスタに生姜の香りを纏わせたいので、干し生姜を煮出したお湯でパスタを茹でます。気持ち爽やかな香りがプラスされたような気がして、良いんですよね。もちろんソースにおろし生姜を加えても良いですが、はっきり生姜ではなく、この感じられるか感じられないかの密かなアクセントが私は好みです。

しっかり混ぜ合わせておく。

時間があれば数時間水に浸しておくと良いですが、時間がない場合は、水の状態に干し生姜を投入してからとろ火にかけて、じっくり煮出しましょう。パスタを茹でる時も入れたままでOKです。

オリーブオイルは最後に

パセリもペッパーもかけない派。とにかくシンプルなのが食べたい。

オリーブオイルはあらかじめソースに混ぜ合わせても良いですが、オイル以外を先に絡めた方が、パスタに味がのりやすい。そして、最後にフレッシュなオイルの香りを纏わせるとおいしいなと私は思っています。

パスタはソースとの一体感がおいしいのが原則だと思いますが、私はなぜかこのパスタについては、あえて独立感がほしい。納豆ご飯ではなく、納豆とご飯を別で食べたい日があるようなそんな感覚かもしれません。だからシンプルながら順序や茹で方には少しこだわっています。


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