【温泉宿選び】露天風呂付き客室は天然温泉じゃない可能性も
こんにちは、たななこんぶです。
6月に入りましたね。
中には、夏の旅行計画を考えていらっしゃる方もみえるのではないでしょうか?
たななは、旅行計画を考えている時って楽しいです。
(たななこんぶ家のツアーコンダクターです)
憂うつな6月を楽しい時間で過ごす方法のひとつに、旅行計画はいかがでしょうか😊
国内旅行で温泉宿に泊まりたい方向けに書きます。宿泊先の決定の参考になれば幸いです🌱
まずは、目次からです🌱
1. 「温泉」といってもさまざまな意味がある
実は法律で「温泉法」というものがあるのですが、これが実に「温泉」の範囲が広い…!
例えば、冷たい(温度が低い)、でも成分を満たしている、これも温泉、といった具合に。
「温泉法」に従うと、「天然温泉」も「温泉」も、同じくくり扱いになってしまいます。
区別されるのは、「人工温泉」のみです。(図1参照)
※人工温泉とは、「天然鉱物由来のミネラルにあたる薬剤や鉱石をお湯に加えている温浴施設のこと」(らくらく湯旅より)
2. その温泉は、「天然温泉」?
それじゃあ、「天然温泉」の定義、知りたいですよね?
↓↓↓
温泉の中でも、
日本温泉協会が作った、天然温泉表示制度をみたした証拠、“天然温泉表示看板”(マーク)がある温泉!(図2参照)
ちゃんと引用すれば、「天然温泉」は、
「一定の成分を含んで地中から湧き出した温水や鉱水」。(らくらく湯旅より)
わかりやすく。
・温度が25°C以上
・法律で決まっている成分を含んでいる
・地中から湧き出している
↑これら3つを満たしていれば「天然温泉」。
3. 「源泉掛け流し」って言葉もあるよね
「源泉掛け流し」も耳にしたことありませんか?(図2参照)
源泉掛け流しとは、
「浴槽に源泉が常時注入され、あふれた湯は再利用されない状態のこと」。(阪急交通社より)
つまり、お湯を循環させて再利用されない、
しかもそのお湯は、湧き出したものに水で薄めることもしない。(沸かすことはありえます)
温泉の効能や成分をそのまま味わいたい方には向いていますね!
さらに言えば、「源泉100%掛け流し」という表記もあります。
こちら、湧き出したお湯を、沸かし直したり、水を加えたり、を一切手を加えていない温泉です。
もちろん、循環もさせません。
…希少価値あり✨
乳白色の温泉、鉄分が多い温泉、とろみのある温泉…温泉の素材を存分に楽しめますね!
注意⚠️
「温泉掛け流し」という言葉もあります。
理由の明記はあるものの、こちらは沸かし直し、水を加え直しが可能です。
4. 循環式↔︎掛け流し 温泉
掛け流し温泉の反対の言葉が、「循環式温泉」です。
お湯・水を足しながら、温泉を再利用する方法です。
💡「循環式温泉」でも「天然温泉」に当てはめることが可能です。(図2参照)
メリットがあるから存在するわけですが、
例)大浴場など大人数で入りたい!
適温で入りたい!(源泉のぬる過ぎ・熱すぎはイヤ)
などが挙げられます。
好みの温泉はどのタイプか、把握しておいて損はないでしょう😊
5. 温泉×露天風呂付き客室の落とし穴
では、実際、「お部屋に露天風呂が付いてますよ〜」と言われると、
一度は泊まってみたいものですよね〜♨️
さっきから言っているとおり、「温泉」という言葉は意味が広いです。
ここでマジック🪄
「温泉」という言葉を消して、「露天風呂」付き
と表現したらどうなるのでしょうか?
☑️単なる温泉?
☑️天然温泉?
☑️源泉掛け流し?
☑️源泉100%掛け流し?
↑上の4つともごちゃまぜ表記可能になります😮。
この記事の題名「露天風呂付き客室は天然温泉じゃない可能性も」の答え、
→お部屋に露天風呂が付いている、でもそれは家庭の水道のお湯と同じ。
→「えっ?」「うちの大浴場は天然温泉ですよ?」
というからくりもある。
「源泉100%掛け流し」を強みにアピールするお宿もあれば、
天然温泉で源泉には勝てないけど「料理は負けません!」や、「景色は最高です!」とアピールするお宿もあります。
価格を含めて、ご自身やグループの譲れない条件は何か、話し合えると楽しい旅行になりそうですね!
6. 今回のまとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
すてきな旅行プランを〜♨️
たななこんぶ
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