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【フィンランド:スオメンリンナ島】独り占めできる時間をご紹介!!


フィンランド(ヘルシンキ・タンペレ)旅行をして、まもなく1年。

振り返りを含めて、実際に行ったおすすめのお話を書きたいと思います。

今回は、世界遺産「スオメンリンナ島」のお話です。

ずばり、スオメンリンナ島を独り占めしたいなら、日曜日の朝に行くのがおすすめ!

❓でも、どうやって行くの?
❓注意点とかないの?
❓どんなところがおすすめなの?

この3つの疑問にお答えできるように、以下、書いていきたいと思います…!

ヘルシンキ中央駅からスオメンリンナ島への行き方

まずはたどり着くことが大事ですよね。

今回は、ヘルシンキ中央駅からの行き方をご紹介します。

簡単に言うと、トラムに乗り、フェリーに乗って、スオメンリンナ島へ行きます。

その前に、補足として、そもそもヘルシンキの街はコンパクトなので、
ヘルシンキ中央駅からフェリー乗り場まで歩いて行くこともできます。

ただ、個人旅行たななこんぶチームには膝が悪い方がいますし、
トラムもフェリーも同じ公共交通機関「HSL」が運行しており、島へはフェリーに必ず乗らなければ行けません。

つまり、「HSL」の1日乗車券を購入した方がお得です。1日に3回乗ればお得になります。

スオメンリンナ島以外もその日に観光するならなおさら。

(ヘルシンキ滞在日数が多い方は2日券などを選択することもできます)
(逆に、80分間乗り放題の「シングルチケット」もあります)

でも、買い方、わかんないや。。。

不安を解消しましょう!

①ヘルシンキ中央駅構内の券売機へ行く

ヘルシンキ中央駅正面玄関。中に入ってください。

券売機を探すの、案外難しいです。
駅なら間違いなくありますし、
ゆっくりと落ち着いて購入することができます。

💡いわゆる、ホームまで行ってください。
茶色い内装(パンなどを購入できるエリア)のところに、券売機はありませんでした。

②券売機で、「DAY TICKET」かつ「ABゾーン」かつ「1 DAY」を人数分購入する

〈購入方法〉

1. 水色の四角い券売機を見つけてください。

水色の四角い券売機。
※ヘルシンキ中央駅ではありません。

2. 英語表記にします。「In English」を押します。

3. 「Buy a day ticket」を押します。

4. ゾーンの選択と、日数の選択、人数の選択をします。
→ゾーンは「AB」、日数は「1 day」を押し、人数は「−」「+」ボタンで調整します。
→よければ「Continue」を押します。

💡ゾーン制💡
地域をゾーンに分けて、そのゾーン内ならいくらでも移動してもよい、というシステムです。
ヘルシンキ市街地とスオメンリンナ島はAゾーンですが、「Aゾーンだけ」という券はありません。
なので、今回は「ABゾーン」を購入します。
⚠️ヴァンター国際空港のゾーンは「Cゾーン」です。「ABゾーン」では行けません。ご注意ください。

5. 支払い方法画面が表示されます。
クレジットカードでの支払いが一般的です。
「Payment card」を押します。
券売機にクレジットカードを差し込み、支払いを完了させます。

⚠️クレジットカードは、「VISA」か「MasterCard」です。「JCB」は使えません。ご注意ください。
⚠️現金で購入したい方、券売機によっては「クレジットカードのみ」の券売機があります。
仮に現金が可能だとしても、コインのみです。ご注意ください。


6.カードが発効されます。受け取ります。

デイチケット表。
デイチケット裏。
「23.072023 06:22」購入と書かれています。

③トラム乗り場「Lasipalasti」へ行く

参考までに、トラムの路線図を貼っておきます。

乗り場は、ヘルシンキ中央駅の西側にあります。
デパート「SOKOS」が見えます。

「Lasipalasti」駅。
電光掲示板に直近に来るトラムが表示される。
乗り場から見える、デパート「SOKOS」。

トラムは、2番路線、「Olympia stadium」行きに乗ります。

先頭に、路線番号と行き先が表示されているので見てね


乗り場の地図。GoogleMAPでは反映されなかったので。

④乗車時、カードリーダーに、購入したデイチケットをかざす

カードリーダーをかざすことで、その時間から24時間は乗り放題、となります。
ちなみに、06:40発の2番路線に乗りました。

⑤「Kauppatori」で降りる

車内には、電光掲示板で次のトラム駅がフィンランド語とスウェーデン語、交互に表示されます。

「Kaupattori」が表示されたら、日本のバスと同様、降りるボタンを押します。

「Kaupattori」駅に着きました。

⑥フェリー乗り場(19番路線)に行く

「Kaupattori」駅からフェリー乗り場までは5分もかかりません。

トラム「Kaupattori」とフェリー乗り場の位置関係。
フェリー乗り場の案内板。

⑦フェリーに乗ってスオメンリンナ島到着!

乗るフェリー。

乗船時間はおよそ15分です。
ちなみに、私たちは07:00発に乗りました。  
先ほどのデイチケットを使い、ピッとさせてフェリーへ入ります。


誰もいないスオメンリンナ島の楽しみ方

日曜日の07:00発のフェリーに乗ったのは、私たちを含めて3組ほどでした。

つまり、ほとんど誰もいません。

理由は、キリスト教文化、日曜日はゆっくり過ごすためです。

お店も12:00オープン、というところが普通です。

なので、ヘルシンキ滞在中に日曜日が含まれる方は、
「日曜日の午前中はほぼ身動きが取れない」と思っておいて問題ないと思います。


ですが…!

スオメンリンナ島へは行けます!!

しかも誰もいない…!!

ということは、人が写り込まない写真が取り放題、なのです!!

試しに、私たちが歩いたルートをご案内します。

目的地①:砲台

スオメンリンナ島にある案内板。

着くのは↑の地図で言う、北側です。

南の島へ橋を渡り、砲台を見たあと、キングスゲートを目指して歩きます。

はい、誰もいません。(鳥さんは朝ごはん)
南側へ橋を渡ります。。

南への橋を渡ると、世界文化遺産マークの付いた、要塞のひとつが姿をあらわします。

要塞が近づいてきました。
世界遺産マーク。
この要塞をくぐってさらに進みます。。

すると、方角的にはエストニアを向いた海が出迎えてくれます。

いい眺め。

ここまできたら、目的地ひとつめの砲台が見えています。

歴史を感じますね。

目的地②:キングスゲート

砲台はひとつではありません(そりゃそうか)。
いくつもある砲台を眺めながら、ゴールを目指します。

日本にはない構図だと思う。
のどかですね。お邪魔しました。。

カラスより大きい鳥さんたちが朝ごはんしていました。

いよいよゴールです。
↓四角いところが、キングスゲートです。

キングスゲート。
東側の海でした。。

帰り道

到着した港まで戻ります。
別ルートで歩きました。

キングスゲートとは反対方向へ行きます。。

案内表示されているので、迷うことはないでしょう。

スオメンリンナ教会。

↑行きにスキップした、スオメンリンナ教会にも立ち寄ってみました。

↓そして、港に着きました。

スオメンリンナ島のフェリーの電光掲示板。

09:10発のフェリーまで時間がほんの少しあったので、心地よい空気に触れていました。

スオメンリンナ島側からヘルシンキ市街が見えます。

時間通りにフェリーがやってきて、乗りました。

ヘルシンキ市街地のフェリー乗り場に帰ってきました。


日曜日の朝に訪れるメリット・デメリット

誰もいないということは、お店もやっていないので、カフェに入りたい人には残念かもしれません。

水分補給したい場合、ペットボトルを事前に持っておく必要があります。

ですが、ヘルシンキの7月下旬の気候は日本の10月頃で非常に過ごしやすいです。

お天気もすごく良かったので、日曜日の朝、清々しい空気を独り占めできたのは、すごく気持ちよかったです😊

ちなみに、朝ごはんはどうしたのかというと、
前日にスーパーで買っておきました。

北欧は物価が高いので、スーパーで食事を用意するのも普通にアリです。

冒頭で登場したデパート「SOKOS」の近くに2店舗、スーパーがあります。
「S-supermarket」と「K-supermarket」です。
参考までに😊


ご質問等、お気軽にコメント・スキ、お願いします🙇
励みになっています♡

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

たななこんぶ

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