【なぜ今、意味のイノベーション入門講座を作ったのか?】
なぜ僕たちが意味のイノベーションという考え方に共鳴し、今回講座を開発したいと思ったのか?
講座の講師でもあるミラノ在住の安西洋之さんと出会い、意味のイノベーションについて学ぶ中で確信したことがあったからです。
こんにちは、意味のイノベーション入門講座(12/14第一回開催!)を主催している株式会社SessionCrew代表、働き方ラジオパーソナリティの田中健士郎です。
『この考え方は多くの挑戦者、コトを起こす人、そして経営者を後押しする強い力を持っている』
多くの人はすでに気づいているはずです。
「機能性や利便性を追求しても、これ以上価値を感じてもらえないのではないか?」って。
確かに世の中にまだモノや情報が溢れていなかったころは、役に立つものや便利なものが求められていました。しかし、商品やサービスが市場に溢れる現代においては、多くのものがコモディティ化しています。
そうなると、役に立つものはむしろ「いかに安く手に入れるか」が基準となっていくことも起きてきます。
では、人々が今、本当に価値を感じるものとはどんなものなのでしょうか?
それは、「意味があるもの」です。
意味って何だろう?
役に立つだけではなく「これが好き」「世界観がいい」といった、心に響く何かがあるものこそが、人々に求められていると僕たちは思っています。
たとえば、「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」という理念を掲げるパタゴニア。
彼らは製品の質の高さやデザインだけではなく、「環境保護」という理念を追求する姿勢で、多くのファンを生んできました。パタゴニアの商品を手に取る人の多くは、単なる機能性だけではなく、この「意味」に価値を感じ、それを支持しているのです。
意味のイノベーションは、単なる機能や効率性を超えて、「なぜこれを作るのか?」という問いに向き合うアプローチです。この問いが、新たな「意味」を見出し、サービスや企業に独自の哲学やビジョンを宿します。
そして、その意味を共有する人々がファンとなり、企業の成長を支えていく。その成長は中長期で考えると、企業と顧客の関係性をより深く築くものになっていく。
"意味とは、贈り手であるあなたと、あなたが作り出したモノゴトを受け取る相手を繋ぐものなのだ。"
「意味のイノベーション」を提唱したロベルト・ベルガンティは、こう言っています。
贈り物は、贈り手の気持ちが込められているからこそ、相手の心に響きます。意味のイノベーションは、自己表現とビジネスを近づけて結びつけるための重要なキーなのです。
「愛するもの」を贈り、イノベーションを起こそう。
この講座を通じて、より多くの挑戦者や経営者が、「意味のイノベーション」の考え方を学び、自分が愛するものを社会に贈り届ける力を身につけられるようになってほしい。そんな思いで、入門講座を作りました。
「意味のイノベーション」は、あなた自身が大切にする価値観や情熱を、社会に届けるためのアプローチです。
多くの挑戦者が、意味を見つけ、共有し、その結果イノベーションが起きていく。その一歩を、この講座で踏み出してもらえると嬉しいです。
働き方ラジオ自体が「働く」ことの意味のイノベーションを実践していたんだと僕自身も気づきました。そんな話も以下のサイトに入れています。ピンときた方は、ぜひ読んでみてください。
「意味のイノベーション入門講座 1DAY」
日時: 2024/12/14(土)10:00-17:00
形式: オンライン
午前の部 (10:00-12:30)
午後の部 (14:30-17:00)
主催: SessionCrew/ 働き方ラジオ
協力:
安西洋之/ Letters from Nowhere
BESSの家(株式会社アールシーコア)
株式会社バリュークリエイト
詳細・お申込みはこちらから▼
働き方ラジオでは、意味のイノベーションの詳細について解説しています。興味がある方はぜひこちらも聴いてみてください。
#170【新テーマ】 意味のイノベーションとは▼
#172「意味のイノベーションの解像度を上げる」▼
「意味のイノベーション入門講座 1DAY」へのご質問・お問合せはお気軽にDMをください!
主催: SessionCrew/ 働き方ラジオ
田中健士郎 https://twitter.com/tkenshiro
宮内俊樹 https://x.com/nakohji1022
リサ https://x.com/Risa_italy