■第169章■ダブルダッチスクール設立2年目で初の日本1チーム誕生!!
コンテスト2022のジュニア部門で4Ringsが見事、日本1をとりました。
その、こはる、ななこよくやった!
ここまで支えてくれた親御さんありがとうございます!
4Ringsの指導に関わってくれた皆様、関わってくれたOBや大学生の皆様、一緒に練習したスクール生、ありがとうございます!
こうたろう!悩みながらも自分のスタイルで優勝まで導いたのは素晴らしいです!
4Ringsと歩んだ2年間はこの記事に書いてあるので、時間がある時に読んでみてください。
ここからはこのNOTEの続きを書こうかと思います。
去年の11月12日を最後に、11月19日から講師をこうたろうに引き継ぎました。4Ringsの今後を考えた末に下した決断でした。
こうたろうに引き継いだ理由は2つです。
①4Ringsの今後伸ばしたいジャンプスキルとこうたろうのジャンプ指導スキルがマッチすると思ったから
②自分とは目標に対して取り組み方が違うから、4Ringsのメンバーには違う価値観を学べると思ったから
こうたろうも引き継いで、3ヶ月ぐらいはずっと悩んでいたと思います。
俺のやり方とか価値観ではなくこうたろうが大事にしている価値観を伝えてあげた方がいい旨などは随時アドバイスしました。
レッスンにも月1回では行っていたので、その時に感じたこうたろうの良いところは以下の5つかと思います。
・4Ringsのメンバー1人1人の良いところを探して見つけてくれるところ
・メンバーがやりたいことを尊重してくれるところ
・なんでこのムーブがいいのか?なんでこの表現がいいのか説明してくれるところ
・自分の軸をもとに子供達に考えさせるところ
・表現方法に関して細かいところまでこだわって指導しているところ
その中で、特にこの2つが印象的です。
1つ目は、、「なんで?」という部分に重きをおいて、指導していた点です。
なんで勝ちたいんだ?
なんでコンテストに出るんだ?
なんでパフォーマンスするのか?
ダブルダッチ以外でもそうですが、この根本にある芯の部分がどうなのか。ということが大事だと思います。
なんとなくスキルだけ磨いて、勝って、嬉しい。それも素敵です。
ただなんとなくコーチが作ったデモに従って勝って、周りからチヤホヤされて、ダブルダッチつまんない。ってなって辞めていくキッズもみてきました。
言い方がよくないかもしれないけど、ダブルダッチは他のスポーツに比べて競技人口はまだ少ないからこそ、競争相手も少なくて、それなのに世界1が毎年出るから、世界1という名前が先走って、自分の実力を課題評価して、そこから伸びなくなったり、世界1になることだけがゴールになっているから、達成して辞める若い世代も多いのかなと思います。
自分達でゴールを決めてその理由を導き出せれば、何をしないといけないか自発的にわかるし、その上で努力して勝ち取った勝利は人生において価値のある経験になると思います。
大事なのは、常になんで?という目的の部分をはっきりさせた上で、ダブルダッチを楽しみながら打ち込めるといいなーと思います。
結果の出し方も、とにかく結果を出すために逆算して頑張ることも、自分達が納得したものを作ることを重視して、後から結果が出るタイプもどちらも正解だと思います。
このやり方が絶対正しい!という狭い価値観にだけならないでほしいと思います!
今回の4Ringsが良かったのは、今年のデライトごろからですが、自分達でデモをみて、自分達が納得いくように変えたり突き詰めたことだと思います。
自分達の意志がベースにあるパフォーマンスだったと思います。
2つ目は、こうたろうが4Ringsのみんな1人1人と向き合い、彼女たちの指導者である一方で、1番のファンであったと思います。
この動画を見てください。
4Ringsがパフォーマンスしている時に、毎回外で、声を出しています。
子供達に聞こえているどうかはわかりませんが、彼女たちを応援する姿は間違いなく1番のファンです。
最初のぎこちない関係を見ていたいので、この半年で大きく変わったと思います。4人でチームって感じがします。
最後に、初めて出会ったのが2019年9月頃。
スキルハックのWSにきてくれたことがキッカケです。その頃のWSの講師は、こうたろう。
色々な縁があって、WSを運営している僕がコーチになって、その後、WSの先生がコーチに。
初めてのコンテストは4位。デライトは予選優勝もジャパンで3位。次の年はコロナもあり大人部門で出場。2年目もデライト予選は優勝もジャパンで3位。
手に届きそうで、届かない分、この2年間、あと1歩の状態がずっと続いていました。悔し涙を流す姿もみてきたし、沢山指摘もしましたが、最後は自分達の力で掴み取ることが大事だと思います。
どんな時も結果に対して受け入れ、前をむいて、やれることは全部やる。腐らずやり続ける大切さを子供達から学びました。
この結果に決して満足せず、謙虚に。ひたむきに。引き続きダブルダッチを通して、魅力的な人になって、ビーカラーを引っ張って欲しいです!
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