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#本質的自己

立方体の空白の頂点

8番目のサイン蠍座は、自分にないものを持っているものと結びつくことで自己変容しようとします。立方体の8つの頂点のうち7つは自前だけれど、あと一つは他から賄う必要があり、それは大抵自分より大きなものになるはずです。たとえば私の場合、この空いた頂点には「帰還プログラム」が当てはめられており、それはつまり宇宙連合と呼ばれる存在がいるということです。この体系と私は一体化しており、私の一部となっています。こ

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推し量り自己を見出そうとする8正義

8正義のカードは、左手の天秤で推し量り、右手で意志を貫きます。この天秤が推し量るのは、どちらが重くて軽いのか、どちらが良いか悪いかではなく、左右が均等になるポイントを探します。つまり自分の真ん中に照らし合わせ、自己に合うものを見出そうとします。どっちつかずではない、自分の真ん中です。自己とは変わらずここにあるものですが、すでに男女に分かれていることからもわかるように、左右のどちらかを自分だとしてい

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父殺し母殺し

母殺し父殺しは、子である以上、例外なく誰にでも必要なことです。要するに普遍的なテーマです。どんな親であろうと、どんな子であろうと、立派に反抗期を迎え、象徴的に父と母を完全に殺さなければ、父母の外に出ることはありません。母からまだ生まれておらず、母の腹の中で生きている人は、案外たくさんいるものです。では実際に父母が死ねば外に出れるのかといえば、死んで心に巣くう遍在化した父母こそ、殺すことが難しいもの

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本質的自己を生きる

無意識領域から浮上したものは、いずれイメージ化され具体的な可能性へと変わります。「これが欲しい」とか「これがやりたい」と思う前に、無意識領域から浮上してくる過程があります。だからと言って、欲しいもの、やりたいことのすべてが本質に沿っているかと言えばそうではなく、はじめのうちは、対象化できていない癖こだわりが表面化しているもので、それをやり尽くすことで本質に沿ったものが浮上してくるようになります。つ

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全部出しちゃえばいい

身体にあらわれる症状は、表情や姿勢はもちろんのこと、心の反映、エーテル体の反映なわけですが、急性の症状に関して、たとえば熱が出たり嘔吐や下痢をしているとき、「全部出しちゃえばいい」という言葉をよく使います。急性のものに関しては、ちょっと溜まったものが噴出して、言わば小出しにしている状態ですが、慢性のものは、エーテル体と肉体の慢性化したズレが表面化している状態で、これもまた「全部出しちゃえばいい」と

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塔の新陳代謝

塔が新陳代謝し、何度か統合を繰り返していくうちに、塔から飛び出し星に辿り着きますが、この飛び出すための塔は星と型が合っています。つまり11力以降、社会内自己を越え、家族や社会、環境から与えられた自分から、本質的自己を生きようとした結果、型が合ったときふいに星と同期します。この過程というのは、私の場合は10代後半からはじまり、星に飛んだという自覚は30代に入ってからです。人によってその期間は短くも長

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部分から全体へ

恒星から下りてきた存在が肉体に宿ることで、肉体に火がともり、肉体の持つ癖こだわりに息が吹き込まれます。時間の流れに乗る肉体には、過去から蓄積され、意味をなくし形骸化したものが眠っており、恒星に存在の根拠を置く本質的自己が下りて来ることで、眠っていたものは意味を持ち、つまり生命力が引き出されます。

本質的自己は、肉体の持つ癖こだわりを理解していき、資質を掘り起こし生かしながら目的を達成しようとしま

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本質的自己を取り戻すために

社会的なこと地上的なことをやり切り、思い残すことは何もない、となることが、輪廻からの脱出において必要不可欠だと言えますが、目標を設定して、それを達成しなければいけないとか、反対にどこかで挫折しなければいけないというわけでもありません。

社会人になりたての頃、選択し決断し様々な体験をしていくことは、自分を知り世界の真理を知るためなのだと考えていて、その着地点が存在することもなんとなく知っていて、

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卵から産まれた私

はじめに母との繋がりであるへその緒が切られ、すると地球という母のへその緒に繋がり、そして地球から切り離されると、宇宙との結びつきができる。本質的自己を取り戻すことを、そんな風に考えることもできるし、「そもそもへその緒で繋がっている存在ではない」ということを思い出すことが、恒星に存在の根拠を置く本質的自己を取り戻すことだとも言えます。水瓶座7度「卵から生まれた子供」のように、へその緒で繋がっている母

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背中のほくろ

癖とこだわりを脱ぎ捨てることは、自分だと思っていた自分から解放されることと同じです。自己同一化しているものを対象化し、本当の自分を取り戻していくということです。これはそんなに特異な技術が必要なわけでもなく、わりと誰でもそうやって生きているんじゃないの?というようなことです。

たとえば一つの仕事が長続きせず、3か月くらいで大抵辞めたくなって、その後いろいろ問題が起きて半年経たずに辞めてしまう、と

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自分を裏切る、周囲を裏切る

自分自身に心底がっかりすることは、自分自身への淡い期待を腐らせます。そして周囲の人を裏切る自分は、周囲の人からの期待を腐らせます。あらゆる人間関係が、双方の期待によって成り立ち、「この人はこういう人」という無自覚な思い込みは、「これをしてくれる人」とか「これをしても大丈夫な人」とか「こういう思いにさせてくれる人」という無自覚な期待を生みます。真に人が変化したとき、周囲の人からするとその人は「期待に

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