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#夢解釈

友人は影

私の夢に登場する友人は、みんな私の影ですが、否定したり見ないようにしている影ではなく、私が表に出していない私です。自己分割して下りてきて、創造する側としてこの世界に入ると、10天体のうちどれか一つに自ら自己同一化します。影に追い回されるのではなく、影を自ら生み出します。そして最近の友人は、「アルシオンの人」「スピカの人」みたいになっています。

去年皇室から、「皇族の方はこちらです」と、山の上で勉

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何かしら感じている

「自分との向き合い方がわかっていない」という場合が、わりと多くあるように思います。たとえば「家族関係や父母との関係性に原因があるらしい」という話を聞いたとして、それをどう受け取るかは人それぞれです。自分自身を責めていればいいと思っている人もいれば、自分を責めてはいけない、自分に優しくしなければと考える人もいて、要するにさっさと答えを出したがり、好みのやり方に閉じこもりがちです。

自分の癖こだわり

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蟹座の池を大きくする

先日の夢では、置き型の除湿剤を作ろうと、半月型のプラスチックポーチのような半透明のやわらかい容器に段ボールを敷いて、青い粒々の除湿剤を入れていました。隣では友達が、紅茶は香りが大事だという話をしていて、私はそれに同意して、淹れ方が大事だと言っていました。昨晩は胃痛で度々目が覚めていたので、この半月型ポーチは膨張した胃で、湿を除したらいいということだと思いました。夢で作りかけだったので、エーテル体で

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連想から抜け出す

夢解釈の面白いところは、連想から抜け出せるということです。日常使いの意識は、どんな閃きも気づきも、わりと連想ゲームになっているので、どこまで行っても自分の外に出れない感じがありますが、夢解釈をしていると、その連想の外に出れます。だから、夢解釈は連想でやってはいけないということです。むしろ象徴解釈は連想ではできないということで、たとえば「雪といえば冬」「冬といえば白」といったところで、これでは意味を

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四辻意識

「岸部露伴は動かない」を観ていたら、四辻では不思議な力が働き、たとえば四辻で「海外旅行に行きたい!」と言ったら、通りがかりの集団がまったく別の会話の中で「むりむりむりむり」と言っている声が聞こえてくるとか、そういう「占い」みたいなことができる、とやっていました。四なので、個人を越えた意志が、個人の言葉を通して伝えられるということですが、これはわりといつでもどこでもあるよね、と思いました。自分自身が

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知識は一体となってはじめて理解できる

7月末を持ってサロンをクローズしました。またより積極的な目的を持って展開していきたいと思います。

夢の意味について説明するとき、タロットカードや占星術、生命の樹の知識が役立ちます。タロットカードや占星術、生命の樹といった普遍的知識は、人類が共有する全地球人としての言語で、個人ではない非個人のものです。夢解釈にこういった知識が役立つというより、普遍的知識は夢に表れるもので、いずれ普遍的知識が自分自

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言葉にできないもの

夢はエーテル体の体験で、エーテル体の体験をすべて夢と呼ぶとするなら、変性意識化での体験はエーテル体の体験なので、物語になっていなくても形がなくても、変性意識状態での体験はすべて夢です。たとえば今日の私の夢は、見たものと言えば、赤と白のモザイク模様だけですが、その模様に凝縮された、ある「意味」があり、時間の経過も意識できないほど一瞬にその「意味」について自ら解説したかのように理解しました。ストーリー

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自意識は自分しか見ない

じっと見ていると、それが何なのかわからず、ふっと目をそらした瞬間に「わかる」もので、自意識が働いていると自分しか見ることができず、対象と自分という関係が維持されているうちは、自分が前に立ちはだかり自分しか見えません。山手国弘さんの原気呼吸法は、分身から誘導しますが、これもまた自意識を使わないことで、身体が本来の働きに戻るように促します。考えているうちはわからず、考えることを止めるとわかり、夢の意味

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夢セラピストになること

他者の夢に対して感じることは、自分自身の癖こだわりが映し出されているものです。瞬間的に感じる好き嫌いがある場合もあれば、どうしても引っかかるシーンがあったり、夢を解釈するしないではなく、感じるものがあるものです。無自覚に、良い夢、悪い夢を判断していたり、「この人いつもこうだから、こうしたらいいのに」と知らず知らずのうちに感じていることもあるかもしれません。その無自覚な部分に気づいていくことで、頭と

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感情パターン

夢のシチュエーションとして、パターン化しているものが人それぞれあるものです。よく見る場合もあれば、定期的に、あるいは時々見る場合もあると思いますが、その人らしいシチュエーションです。サロンに書き込まれている他者の夢を見たりすると、「私はこういう夢見ないなー」と感じることもあるはずです。

よく空を飛んでいる人もいれば、よく神社が出てくる人もいるし、定期的に怒鳴り散らしている人もいれば、度々同じよう

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肉体の外で考える

感情体の7層の一番下は、肉体にピタッとはまっていて、時折(人によっては度々)肉体からズレるわけですが、上の方の層は肉体の外にあります。ごく一部だけが肉体に干渉していて、そのほかすべてが肉体の制約を受けていません。とはいえ、肉体を自分だと思い、肉体感覚に依存した感情体の働き(感情反応)に振り回されていると、本来の感情体の働きを意識化することができません。それが肉体に閉塞するということで、反対に肉体か

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夢の質感

私の場合、夢には質感があって、感触や色彩のトーンがあり、味とも言えるような空気の質量があります。ガラスのような感じとか、誰でも体験したことがありそうなセピア色の世界とか、爆発の中にいるような色も形もない雰囲気とか、質感は様々ですが、この質感に集中することによって、ストーリーがない夢も明確に持ち帰ることができます。この質感と質量によって、どの階層の夢であるかを自然と判断しています。言葉にできない印象

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理解することで越える

「同じことを何度も繰り返すのは、そこに気がついていないことがあるからだ。」ということは、多くの人が知っていると思いますが、夢も同じです。夢の意味を理解するまで、同じような夢を見続けます。エーテル体は物質的現実より多彩で豊かなので、色も形も変われば、場所も感触も変わりますが、意味としては同じことを言っている、と言う夢が続きます。こういう時、自分では「これでいい」と思っていたり、いい感触の夢だと感じて

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本音と建前

夢を解釈したとき、「そんなこと感じてないし思ってない」となるのは、本音と建前みたいに自分自身の気持ちに気がついていない、自覚がないと考えられますが、自分で自分の夢の意味を考え続けることで、この「そんなこと感じてないし思ってない」について無視することになるかもしれません。都合よく解釈するというのかな。そんなつもりはなくても、気がついていないものは、まったく見えないものです。

そういうとき普遍性とい

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