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2024年1月の記事一覧

火と水

火が弱く水が強いと、言いたいことが言えず、いざという時言い返せない、ということもありそうです。後になってから怒ったり、怒っていることに気がついたり。火が水に消されるということです。ですが、誰かのため、誰かを守るためなら喧嘩することができます。水に守られた火とでも言ったらいいのでしょうか。で、これが良くないということではなく、火が弱くて水が強いというバランスを自分のものにすればいいわけです。火を強め

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胸が開くと

胸が全方位的に開くと、見えないものがなくなり、自分の中に一切の陰りがなくなります。すべてが揃い、すべてがあり、多すぎることもなければ足りないこともありません。過去に支配されていると背後は暗闇で、どうやっても見えないものがあり、その見えないものによって、足りないものを埋めようと探し続け、何かを(あるいは誰かを)失うことを恐れます。全方位的に開くとは、背後にも恙なく開放されています。過去に支配され、未

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アイヌ神話

NHKの100分で名著で、アイヌ神謡集が取り上げられていました。アイヌの神謡は文字ではなく音で伝えられるものだそうですが、どの神謡にも「サケへ」という、意味のない様々な音とも言えるような言葉が差し込まれるらしいです。サケですから、裂け目で境目で切り替えです。境目には外との扉が開くので、ここには意味のない音ではなく、意味深な音が入るはずです。この「サケへ」はカムイ語ではないかと考えられているそうです

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バラバラの自分をまとめる

身体性の支配から自由になっているとき、集中することができます。たとえば私の場合、お風呂に入ると身体が勝手に動き、気がつくと「あれ?全部済んだっけ?」みたいになって出ます。お風呂に入っている間は変性意識状態で、つまり身体を意識することがなくなり、そうなると思考と感情が一致し、気が散ることなく集中します。思考と感情と身体が別々の方向を見ることで、気は散り、自分自身を細切れに分散します。普通に生きていれ

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「自然」を超える

「息を吐くときに骨盤底筋に力が入り、息を吸う時に力が抜ける。」というように、どこで知ったのか、呼吸とはそういうものだと思っていましたが、マルマヨガの本を読んだとき、「息を吸う時に骨盤底筋に力を入れ、息を吐くときに力を抜く。」と書いてあり、「呼吸が逆だったから、エネルギーが抜けて疲れやすいのか」と発見しました。どうやら、前者が身体にとっては自然なことだそうで、意識せずとも「息を吐くときに骨盤底筋に力

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肉体の外で考える

感情体の7層の一番下は、肉体にピタッとはまっていて、時折(人によっては度々)肉体からズレるわけですが、上の方の層は肉体の外にあります。ごく一部だけが肉体に干渉していて、そのほかすべてが肉体の制約を受けていません。とはいえ、肉体を自分だと思い、肉体感覚に依存した感情体の働き(感情反応)に振り回されていると、本来の感情体の働きを意識化することができません。それが肉体に閉塞するということで、反対に肉体か

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月の硬化症

月の硬化症についてのドキュメント番組を夢で見たことがあります。夢では、「月が硬化するとどんな症状が出るの?」と興味津々で見ていましたが、起きてから「そんな病気ないよな」と思ったわけです。月の硬化症の症状は、自らの意思で動くことができないようで、身体は十分に機能するけれど、母の支えがなければ何もできないようでした。真っ白な姿で、薄っすら表情が見えるけれど、母の意思によって生きているようでした。

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父母になった以上、子に殺されるもの(内的に)

子育てというのは、自分がされたことをしてあげることができ、自分がして欲しかったことをしてあげようとするものです。家に閉じ込められていたなら、子どもは自由にさせようとするし、自分がその年齢で出来ていたことは、同じように出来ていることを望み、できていなければ制御できない怒りがこみ上げたりします。愛されなかったから愛しすぎたり愛し方が分からなかったり、父母との距離感が、そのまま子供との距離感になります。

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物質の目には見えない月

恒星太陽(点)、惑星を内包した太陽(線)、惑星を統合した全惑星意識(点)、惑星に自己同一化した惑星意識(線)、すべての月を統合したエーテル体(点)、目に見える一つだけの月(線)、という順番で分割が進むと考えると、恒星太陽と全惑星意識、そして月を統合したエーテル体が共鳴します。18月のカードが表す「月」というのは、目に見える物質の月ではなく、この月を統合したエーテル体のことを言っています。地球という

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下半身の活性化は胸でまとめる

下半身の活性化は地上的安定を揺るがしますが、人間の本来性から考えると好ましいことです。創造行為によってのみ生きることになります。たとえば創作活動をしていないときは眠り、創作活動をしているときは目覚めている、というような状態で、この眠っているときというのは、日常的で地上的なことに勤しむということです。

人間の本来性とは、肉体を着て星が生きるということで、頭から足の先まで恒星に満ちた筒状態です。この

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苦労は必須ではない

タロットカードには生きることのすべてが描かれ、そのすべてをやり尽くすことで、最終的に自己を結晶化することができますが、この中に「苦労」を意味するカードがないように、苦労は買ってでもする必要はありません。ここは勘違いされやすいところで、苦労しなければ生まれないものはなく、苦労が何かを生むわけではありません。

私たちはやりたいことをやるために、目的を持って生まれてきています。楽しく自由に生きていいわ

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警告夢

夢で事故に遭うとか虫に刺されるとか、こういう夢を夢占いでは警告夢などと呼んでいると思いますが、これは大雑把すぎる考え方です。どのように事故に遭うかによって意味は異なり、どこをどんな虫に刺されたかによっても意味が変わります。そして何が警告を出しているかと言えば、0愚者のカードでお尻に噛みつこうとする犬です。つまり自分自身の感情体です。感情体やエーテル体というのは、星に繋がる本質的自己なので、行き先を

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夢に意味のない箇所はない

夢には意味のない箇所というのは存在しません。エーテル領域は生命力に満ち、エーテル体とは生命力そのもので、つまり夢とは意味に満ち、意味そのものであるということです。たとえば物がランダムに浮かんでいたとして、その物の配置に意味がないということはなく、「ランダム」とか「適当」という「意味」があります。夢で印象に残っている個所というのは、そこにエネルギーが凝縮されているということです。

そもそも夢と言う

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幸せは変化するときの条件

変化したい変化したいと言っているうちは変わらず、また変化の瞬間というのは自覚できるものではありません。変化というのはレミニスカートの交点を通過することで、この意識の切り替わりの瞬間には意識喪失するものです。これまでの場所を忘れなければ、別の場所に入ることはできないということで、つまり死ぬことで生まれ変わることができます。変化の時というのは、これまでのことをやり尽くしたときに訪れるもので、「今この瞬

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