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部下の教育・成長を考えたロープレ その2(爆盛り上がりしたワーク)

こんにちは

引き続き、部下のスキルを伸ばすためのロープレとか研修、ワークについて書いていこうと思います。

【ワーク・ゆるめver】は変わらないのですが、今までで一番盛り上がったワークを1つ紹介です。

当時の背景


副部長になったタイミングで、複数部署を兼任していた頃。
メインでみていた、コンサルのメンバーと営業のメンバーが平均年齢当時20代後半だったかな。
若いメンバが多くて、基礎スキルのようなものがまだ全体的に不足していた状況。

会社の福利厚生で、外部の研修費用は申請すれば基本受けられるので
コンサルとは~統計とは~と言ったものは外部研修に

私がやるものは、全員ワーク&個別フィードバックを全員にする。
出来るだけ楽しく!な研修を実施していました。

必要だなと思ったこと


・ヒヤリングスキル
・要約するスキル(要点整理)※近いうちに記事で書きます!

ヒヤリングスキルが重要だと思う理由


顧客と会話していて、そのままの言葉を受け取って、それに対することだけを返しているだけでは足りないなと感じます。
実際に顧客がAが欲しいといった場合に、なぜそれが必要で、なぜこの時期で・・といったよくある5W1Hのヒヤリングをしていくと、現状に必要なものは実はBでは?と提案ができたりします。
ヒヤリングの結果、どうしてそれがいいと思ったのか背景も話せるので先方も納得感がある。

言ったことをそのまま鵜吞みにするのではなく、本質を見極められる力と言いますか。

私がヒヤリングの際に心がけていることは「本質は何か」を考えるようにしています。

お客様とは同等の立場にあると考えているので、どちらが上も下もないと思っています。
いかに会話ができるか、会話力のスキルが高いとコンサルと営業は成果が出ると思います。

そこで、当時メンバーが顧客の状況を報告する際に
これはどうなってる?という質問にほとんど回答が出来なくて
ヒヤリングシートを用意して、ある程度改善はしたのだけど
項目だけを聞けばOK!と一問一答で聞くようになってしまったのですよ・・

そこで、ヒヤリングスキルの底上げをしようと考えました。

実際にやったワークの紹介

これ、準備結構大変なのですが、私はすごく楽しくやっていました☺

その名も「犯人はこの中にいる!裏切者を捜せ!ゲーム」です。

何かというと、登場人物は社内のメンバーを5人ピックアップ
その中で、犯人を見つけるというもの。

当時謎解きとか脱出ゲームが流行りだしていたころだったので
若手のメンバーもノリノリでした。
(社内の人を登場人物にしたのは、身近に感じてイメージの解像度があがると考えたからですが。。。時代的にいまは考えものですね・・)

何故こんなふざけたテーマにしたかというと、とにかくロープレのハードルを下げたかった。
カチッとした研修は外部で受けてもらって、社内では楽しくスキル向上をしてもらいたく考えました。

用意するものは小説のようなものです。

ワークのために準備するもの


わたしはPPTで作りましたが、Wordでもなんでもいいと思います。

①登場人物の紹介のページ
 Aさん:◎◎
 Bさん:〇〇
 ・・・

②物語の大枠のページ
 例えば、本当はみんなで遊びに行く約束をしました。待ち合わせに5人来るはずが4人しかいません。なぜでしょうと言った感じを300文字程度

③物語の詳細のページ
 誰がどのような気持ちで誰をどう陥れたのか、時系列とそれぞれの登場人物の視点での内容

ワークの進め方


みんなには①登場人物の紹介 ②物語の大枠 だけを最初に見せます。
その後、10分ほどどのような質問をするか紙に書きだしてもらいます。

補足)
PCのメモ機能でもいいのですが、内職させたくなかったので紙は私が用意して、ペンだけ持ってくるように言いました。
集中して取り組ませることも大事かなと。

そして、その後は一斉にヒヤリングを受けます。
手上げ式で、この時は10人くらいからかな?
30分ほどヒヤリング時間を設けて、どんどん質問を受けます。 
質問の内容をまたみんなメモに取って犯人をあぶりだします。
基本的に③で書いた内容だけ回答。
記載していないものは「わかりません」というだけ

最後にみんなで犯人を決めて、それぞれ発表をしてもらう
で、答えを発表!

最後に③をみんなに見せてワイワイ話をして研修が1時間程度で終了。
といったもの

ワイワイ話をする際には良かった点を伝え褒めます。

他、あーこれを聞けばよかったのか!という発見に対し、「時系列での質問が足りていなかったね」と言ったコメントをしたり
「〇〇~という質問は惜しくて、追加で「誰の」という質問があればよかった」とコメントしたりと不足しているヒヤリングポイントを伝えます。

終了後には簡単にまとめたフィードバックを文字化してメールやスラックなどで参加者に展開して終わり。

これはですね、研修をやる側に妄想力がある物語を書くスキルが必要なので参考までに・・・
ちょっと振り返ると恥ずかしくもあるけれど
過去一盛り上がったワークでした

今思うと、マダミスみたいな感じかな?

実際に作った資料とかも共有したいけど、いつか!

ここまで読んでくださってありがとうございます。

ではでは、また

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