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日本語版刊行ヒストリー:《大港的女兒》から『高雄港の娘』へ

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翻訳書ってどんなふうに作られてるんだろう? 台湾で刊行された陳柔縉著《大港的女兒》を翻訳する過程で起きたことをまとめました。
定期購読マガジン「台湾書籍、翻訳中!」として公開していた記事を1本の有料マガジンにまとめました。台…
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台湾ひとり研究室:翻訳編「#01台湾の時代小説《大港的女兒》を翻訳することになりま…

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台湾ひとり研究室:翻訳編「#09《大港的女兒》版元編集、春秋社の荒木さんに聞いてみ…

本企画スタートしてから、何人かの方に「それにしても、美帆さんにどういう経緯で今回の依頼が…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#10《大港的女兒》翻訳エージェント・太台本屋の金森エリ…

「台湾で本が出たあと、SNSに投稿してたよね?」 ただいま翻訳真っ最中の《大港的女兒》 が…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#11《大港的女兒》翻訳作業のリアル、そしてサポートの現…

ヤバい… ぜんっぜん進まないんだけど、どういうこと…?? 正式な翻訳依頼を受けたのは今年…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#12陳柔縉さんの著作を振り返る『台湾と日本のはざまを生…

山のような相手への取材 本書は、台湾の駐日大使だった羅福全の回顧録です。同書については第…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#13有料マガジンの購読方法を改めて。そして特典発表!」

「ずっと申し込み方法がわからなくて、そのままになってたんだよね」 有料マガジンをスタート…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#14ここまでの作業状況から考えてみた方針を3つ、まとめてみます。」

「方針」と大仰な見出しを付けてみたものの、現時点まで訳しながら考えたことをいったん整理してみよう、というのが今回の趣旨でございます。 さて第11回で、私が翻訳作業にかかる所要時間を大幅に読み違えて、大幅に立て直した、という話を書きました。その際、私なりに見えてきた課題を列挙し、担当編集さんに締め切りを延期してほしい、と泣きを入れたんです。すると編集さんから、こんな指示が届きました。 「基本的には、日本語で違和感なく快適に読めるような文章にすること、著者が日本語ネイティブで

台湾ひとり研究室:翻訳編「#15台湾語の訳出しに方言を使う話で思い出した、台湾と西…

前回は、本書翻訳の基本方針を3つご紹介しました。公開前の段階で、原稿を担当編集さんに見せ…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#16歴史時代小説を翻訳するまでの個人的な歴史遍歴の話。…

よく「歴史なんか勉強しても役に立たない」と言われます。だから勉強する意味なんてない、と公…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#18翻訳は孤独な作業なのか問題について。」

「今は仕事で書籍の翻訳をしている」というと、親しい友人から「翻訳は孤独な作業ってよく聞く…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#19台湾書籍の翻訳者が実際に使っているツール6選。」

翻訳ツール紹介、その前に。 今や台湾書籍の日本語版が1年に何冊も出るようになりました。た…

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台湾ひとり研究室:翻訳編「#20ゲスト登場!台湾と日本の運命を変えたローズさんとの…

「ローズさんはね、人あたりがよくて高学歴なのに、自分からは前に出ない。ジーンズにシャツと…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#21陳柔縉さんの著作《台灣西方文明初體驗》のおもしろさ…

前回、台湾のトップコーディネーターである青木由香さんをゲストにお迎えして、転機となった陳…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#22翻訳における注釈の入れ方問題を考える。」

2023年9月に始まった本連載、いよいよ年内最後の1本となりました。今年を締めくくるのにふさわしいかどうかはともかくとして、ずっと考えていたことに一応自分なりの決着をつけたので、(最終的にどうなるかはともかくとして)ひとまず書いておくことにしました。 それは「注釈をどうするか」問題です。 「#14ここまでの作業状況から考えてみた方針を3つ、まとめてみます。」で、基本的な翻訳方針として編集さんからのオーダーである「日本語で違和感なく快適に読める」に即して3つの視点から、翻訳