古くて新しいピクセルアート “ヘルミッペ” は要チェック
デカいバッグの人といえば、ヘルミッペさんです。ご存知でしょうか?
塩を振っていた人ではありません。(古)
ピクセルアート(=ドット絵)と呼ばれる視覚表現があることをご存知の方は多いと思います。1970~90年代のビデオゲームにおいて主流のグラフィック・スタイルです。近年ではこのドット絵を使った、「伝統的」でありながら「前衛的」なアート作品が多く排出されています。
そんなピクセルアートの中で、私が一際注目をしているアーティストが “ヘルミッペ” です。
彼の作品はこんな感じです。
夜に見つけた男と火
ダンジョンに入りたくないラクダ
凪のマンション島
湖畔アパートで犬さらい
サングラスの苗
ヘルミッペさんの絵は、ゲームのドット絵とは何か違うデザイン性やストーリー性を感じます。そして彼の全ての作品は、スマホで作られています。すごく細かい部分も、トントントンと1つ1つドットを置いていくのです。
「すべて中指でヤリます。」
とご本人は誇らしげに言っておりました。中指を鍛えられておられるようです。
それはともかく普段仕事をしながら創作するにはスマホがちょうどよかったとのことで、その創作意欲には感嘆させられます。
ヘルミッペさんはこれまでに、ミュージックビデオ、アディダスやベアブリック(BE@RBRICK)とのコラボレーション作品を発表するなど徐々に活動の幅を広げております。ヘルミッペさん、行くとこまで行くのではないかと今後の活躍を楽しみにしています。
頼まれてもないですが、さらに全力で紹介します。ヘルミッペさんが個展を開催中です。彼の中指とピクセルアートにご興味あるかたは是非、個展を訪ねてみてください。
私はついつい大きな絵を買っちゃいました。個展の詳細はコチラ。
開催場所の亀戸アートセンターも要チェックです。以上になります!